家族とともに古い寫眞館付き住居に引っ越ししてきた高校生の花菱英一。変わった新居に戸惑う彼に、一枚の寫真が持ち込まれる。それはあり得ない場(chǎng)所に女性の顔が浮かぶ心霊寫真だった。不動(dòng)産屋の事務(wù)員、垣本順子に見(jiàn)せると「幽霊」は泣いていると言う。謎を解くことになった英一は。待望の現(xiàn)代ミステリー。