旗本の最高位である御小姓組番頭の橘右近に呼び出された將軍家毒味役の矢背蔵人介。聞けば橘の管理する目安箱が盜まれたという。調(diào)べ始めた蔵人介の前に、とてつもない不正が浮かんできた。そして、不正を調(diào)べていた御庭番も殺害される。すべて伊達(dá)家仙臺藩の下屋敷を根城とする勢力の仕業(yè)だった。蔵人介は死地へ飛び込む―。大好評シリーズ、笑いと涙の第四弾。