*寒気が訪れ雪が降り始めた。誰(shuí)もいない林の中で、縄文期の老人が靜かに息をひきとろうとしていた。その時(shí)老人は、奇妙な夢(mèng)を見ていた。それは、ずっとずっと先の世の夢(mèng)で、暮らしむきは今より少しはましになっていたようだった。その夢(mèng)の中で、またその先の未來(lái)の夢(mèng)の続きをみていると、さらに暮らしは楽になっていたようだったが――。明日こそは住みよい社會(huì)が來(lái)ると信じて、見果てぬ夢(mèng)を追い続けた人間を待っていたものとは?