【詳細(xì)】
津原泰水4冊(cè)set

妖都 2019年11月25日初版 早川書(shū)房発行
少年トレチア 2020年4月25日初版 早川書(shū)房発行
ペニス 2020年1月25日初版 早川書(shū)房発行
綺譚集 2019年12月13日4版 東京創(chuàng)元社発行

妖都
黃昏の東京――。鞠谷雛子は、周防馨は、電柱の陰の、交差點(diǎn)の向こうの、ふとした廃墟の様相に“死者”を見(jiàn)る。東京の街で“死者”が増殖し始めたのは、CRISISのヴォーカリストにして両性具有と噂された、美しくも妖しいチェシャが自殺してからのこと?!八勒摺堡郡沥黏长箍植坤吓R界へと達(dá)し、やがて世界はあまりにも絶望的な相貌を見(jiàn)せ始める―

少年トレチア
1999年初夏、親友が重癥を負(fù)わされ戀人は行方不明となった大學(xué)生?崇は、犯人は都市伝説「トレチア」だという確信を深めていく。かれらが暮らす「緋沼サテライト」を蝕む地盤(pán)沈下、不穏な景色をフィルムに収め続ける女、新たなトレチアを自任する小學(xué)生……やがて訪れる大崩落は計(jì)畫(huà)団地の底を割り、住民と読者を神話世界の深淵へと導(dǎo)く。悪いのは誰(shuí)? 超寫(xiě)実の手法に貫かれた異形のミステリ大作。

ペニス
井ノ頭恩賜公園の管理人として、チャイコフスキーとともに日常を送る男は、ある日、少年の死體と遭遇する。著者の初期長(zhǎng)篇

綺譚集
天使へと解體される少女に、獨(dú)白する書(shū)家の屍に、絵畫(huà)を?qū)懁箞@に溺れゆく男たちに垣間見(jiàn)える風(fēng)景への畏怖、至上の美。生者と死者、殘酷と無(wú)垢、喪失と郷愁、日常と異界が瞬時(shí)に入れ替わる。――綺の字は優(yōu)美なさま、巧みな言葉を指し、譚の字は語(yǔ)られし物を意味する。本書(shū)収録の15篇は、小説技巧を極限まで磨き上げた孤高の職人による、まさに綺譚であり、小説の精髄である。解説=石堂藍(lán)

津原泰水
1964年広島県生まれ。1989年に少女小説家津原やすみとしてデビュー。1997年、津原泰水名義の長(zhǎng)篇ホラーである『妖都』を発表。幽明志怪シリーズなどの幻想小説で人気を博す。2006年の自伝的小説『ブラバン』がベストセラー、2009年発表の『バレエ?メカニック』は本格SFとして各種ランキングを席巻。2011年の短篇集『11』が第2回Twitter文學(xué)賞を受賞、収録作の「五色の舟」はSFマガジン「2014オールタイム?ベストSF」國(guó)內(nèi)短篇部門(mén)第1位同作は近藤ようこにより漫畫(huà)化され、第18回文化庁メディア蕓術(shù)祭?マンガ部門(mén)大賞を受賞

【狀態(tài)】
経年劣化により若干の焼け、カバーにスレ、傷は御座いますが、概ね良好です。
※妖都の天に若干シミが御座います。