玲瓏磁器の蓋碗 玲瓏磁器というのは磁器に小さな穴を規(guī)則的に並べ、その穴に透明度の高い特殊な釉薬を充填した上で、全體に釉薬をかけて焼成したものです。日本では蛍手などと呼ばれています。古くは隋唐の時代に江西の洪州窯で生産されていて、後、元の時代に景徳鎮(zhèn)で作られるようになってからは景徳鎮(zhèn)を代表する磁器のひとつとなります。
※蓋碗のフタは、茶を撹拌したり、ずらして置いて隙間から茶を出すためのものです。そのため斜めの狀態(tài)で安定する作りになっており、まっすぐに置いた狀態(tài)では安定しなかったり隙間ができるのが一般的です。