コレクション整理のため出品いたします。
森永乳業(yè)から配布されていた、販促品のグラスになります。
その昔はこのような企業(yè)のロゴなどが入ったグラスが宣伝活動(dòng)の一環(huán)として盛んに配布されており、飲料の瓶を三本購入すると一つオマケとしてもらえる、といった形で各家庭に浸透していきました。
こちらのコップの外箱には昭和中期に使用されていた、太陽をモチーフにしたと思われる森永牛乳のロゴとともに粗品という表記が見られます。
私が入手した際は6個(gè)入りのパックにされていたため、各家庭へというよりは森永牛乳を取り扱う各牛乳店に配布され、そこから購入者に配るといった形をとっていたものと思われます。

昭和27(1952)年に登場(chǎng)したホモちゃんの顔とともに、ポップな絵柄で左から象、ウサギ、牛、犬が描かれた郷愁漂う可愛らしいコップの下部には「牛乳ビンはゆすいでお返し下さい」の記載が見られ、各家庭での牛乳ビン回収における?yún)f(xié)力への呼びかけも行っていたことが窺えます。
1960(昭和35)年に導(dǎo)入され始めた紙製の牛乳パックは、瓶よりも大容量かつ軽量で割れないという利便性もあり、1964(昭和39)年の東京五輪を皮切りに飛躍的に活用が全國へと拡大し、70年代頃には乳製品の容器として定著していきました。
こちらのコップには牛乳の配達(dá)が行われていることを前提としている表記があることから、新しくとも70年代、すなわち半世紀(jì)も前の立派なビンテージであると言えるでしょう。

元箱には経年の傷みが少し見られる上、未開封だったため開けた際に生じた傷もございます(7枚目)
しかしながら、狀態(tài)のいいコップが箱と一緒に出てくる機(jī)會(huì)はかなり珍しいものと思われます。
長い時(shí)の中に埋もれてしまった珠玉の逸品、この機(jī)會(huì)にいかがでしょうか。
何分古いものですので、寫真をよくご覧になってから入札をご検討ください。