Eminentのエッセンスをモノーラル再生に求めて、往年の名盤の數(shù)々を今日に甦らせる逸品

Eminentの衝撃的なデビューによって、レコード愛好家の間からはモノーラル再生用カートリッジの要望が高まり、畫期的なコア材「SH-μX」の特性を存分に活かしたモノーラルカートリッジ「Eminent Solo」が誕生しました。

モノーラルレコードは、1チャンネルによる水平信號ですから、MCカートリッジもシングルコイルによる片チャンネルドライブで済むわけですが、今日のオーディオシステム構(gòu)成で考えると、その都度1チャンネル接続に切り換えることの方が難しく、モノーラル再生といえどもステレオシステムによる両チャンネルドライブとなります。

ここで問題となるのが、カートリッジの出力端子からMCトランスなり、フォノアンプの両チャンネルへの接続回路です。

當然、この間のコールド(アース)ラインが複線接続となるため、アンプのアース電位ないしはターンテーブルのアース電位(対策されていないのがほとんど)の誘導を受けて、カートリッジで左右に振り分けられたアースラインがループ回路となって、大なり小なりのループノイズ(ハム音あるいは高周波を含むバズ音)などが発生します。

MCトランスにアース回路のフローティングスイッチ(Stage1030,302,202には裝備)があれば、このループ回路を遮斷することができますが、この回路を持ち合わせないシステムでは、ノイズに悩まされることになります。

そこで、Eminent Soloでは左右チャンネルに獨立した信號を出力するため、同時巻きしたダブルコイル(2コイル)を採用して、チャンネル間の共通アースを遮斷しているため、ループ回路の発生する余地がありません。

さらに、SH-μXの能力が高いため、出力電圧を犠牲にすることもありません。

したがって、両チャンネル間にループノイズのない良質(zhì)のモノーラル信號が出力されて、十分なエネルギー再生を可能としています。

このEminent Soloによって、とりわけ名演?名盤?貴重盤の寶庫といわれる40年代~60年代のモノーラルディスクを存分に楽しむことができます。

なお、Eminent Soloはオーソドックスに最も安定した再生を目指して、針先半徑は1mil(25μm)のコニカルスタイラスとジュラルミンカンチレバーを採用しております。

形式:超低インピーダンス型MCカートリッジ
周波數(shù)範囲:10~30,000Hz
出力電圧:0.4mV(1kHz)
內(nèi)部インピーダンス:1.2Ω
適正針圧:3g±0.3g
カンチレバー:超ジュラルミン製
針先:1mil
コア材:SH-μX(My Sonic Lab)
マグネット:ネオジウム#50
ターミナルピン:光輝ロジウムメッキ処理
自重:約9.5g