赤銅色の肌、漆黒の髪を持つ美しき巡検使カルナーが、故國アステ?カイデに戻ってきた。だが、それも束の間、またも第六侯の策略から、王位継承に揺れるクーリニル王國の內(nèi)情視察という過酷な任務を命じられた。高溫多濕のデルタ地帯、水と森の王國で、カルナーを待つものは…。大地と精霊の幻想敘事詩、待望の新シリーズ。