御存知! 衝撃の2nd Led Zeppelin「Led Zeppelin Ⅱ」 舊リマスター紙ジャケット仕様限定盤 國內(nèi)盤中古でございます。
舊リマスターではございますが、Jimmy Page本人とかの名マスタリング?エンジニア故George Marinoによるものでございます。
古いリマスターではございますが、非常に良心的な音質(zhì)となっております。
但し、音の定位置が.........と言われるこのリマスター?カタログではございます...................
そもそも、バンドの全盛期のアナログ時代から音の定位置が逆さま等々曰くのある一連のLed Zeppelin作品ではございますが...........
內(nèi)容は言わずもがな。
ラインナップは不動の名手揃い。
Jimmy Page(G&B-vo、Theremin(元々は當(dāng)時のソ連の発明品。それを米國で獨自制作したのがかの故Robert Moog博士。その後は何をか言わんや、でございます......)、ex-The Yardbirds)、
John Paul Jones(B&Key、B-vo)、Robert Plant(Vo、Harmonica)、John Bonham(Ds&Per、B-vo)となります。
プロデュースはJimmy Page。
エンジニアはGeorge Chikiantz(Olympic Studios)、Chris Huston(Mirror Sound)、かのAndy Jones(Morgan Studios)、かのEddie Kramer(A&R Studios、Juggy Studios、Atlantic Studios)他となります。
ミキシングは米國ニューヨーク”A&R Studios”にてEddie Kramerとなります。
1969年1~8月上記スタジオ他での制作となります。
(他の録音スタジオ(L.A.”Mystic Studios”他12か所程)でも多々録音されており、使用された録音?編集/完成テイクが4~8月の6か所でのものの模様)
1st完成後はそのマスターテープを持ち、Peter Grantは渡米。
あちらこちらに話を持って行き「Peter Grantが凄いバンドのマスターテープを攜えて契約を探している」と話題の餌を撒き、狙う契約の”Atlantic”社長を引っ張り出す事に成功。
直談判により契約を獲得。當(dāng)時としては破格の契約金を獲得。
1stリリース後は全米を中心に大反響を呼ぶ事となりますが、”Atlantic”側(cè)はその反響に驚きツアー後間髪を入れず新作を投入する事をPeter Grantに提案。
バンド側(cè)も既に1stを完成させた事で創(chuàng)作意欲が旺盛。次作を見越して創(chuàng)作を始めている事もあり、バンドとPeter Grantは同意。
全米ツアー中に創(chuàng)作?アレンジを行い、リハーサルやライヴで試行。聴衆(zhòng)の反応を鑑みて手を更に加え、ツアー先の録音スタジオを抑えつつ録音?編集を斷続的に行い、
合間にJimmy Pageがニューヨークのスタジオで編集?ミキシングを行う、という強(qiáng)行スケジュールに乗り出す事となります......................
さて今作。
Jeff Beck曰くの「BluesとRock音楽を掛け合わせ、ガツンとした衝撃を加える」というコンセプトに共鳴したJimmy Pageではございますが、
Robert Plantの持つフォーク/トラッド系且つポピュラー感のあるメロディ感覚や音楽性が大きな影響を與えた感がございます。
泥臭さやうねりだけでなく、垢抜けたポピュラー感あるメロディ感覚や音楽性を加えた事がJeff Beckのアイデアを基にしつつも大きく飛躍する事となった感がございます。
但し、全米ツアーでの熱狂振りの中での創(chuàng)作があり、よりロック/へヴィ?ロック色やファンク/グルーヴ感、ライヴ感を強(qiáng)めた感がございます。
また基礎(chǔ)ロック/ブルーズ系の楽曲3曲がございますが、突貫制作でネタに詰まり改作で収録という感。
オリジナル楽曲の指摘を受け、本來の著作者名義に戻すというものが一曲。
改作が上手くいったものの気に喰わず、仕方なく収録がもう一曲、そして改作とは言えど見事な程そのまま(笑)が一曲(ライヴ映えする事で収録)という感がございます。
そして、鍵は名手John Paul Jones。
通常3分間で終わる音楽ネタを楽曲の良さと強(qiáng)烈な個性を持つ演奏とのバランスを取りつつ拡大していくアレンジの鍵を握っていた感がございます。
「Led Zeppelinに(ジャズ偉人)Ornette Colemanの手法を取り入れた」との名手John Paul Jonesではございますが、後にライヴで顕著になる前衛(wèi)性のみならず、
今作以降の演奏個性による楽曲アイデアの拡大を図った感がございます。
また「自分まで個性を強(qiáng)く出せばバンドの音楽性が崩壊するから一線を退き、他の音楽個性を繋いでいった」との事でございますが........
強(qiáng)烈ではあるもののポピュラー感伴うヴォーカルのRobert Plant、ハイテクではないもののギターヒーロー的なJimmy Page、
名手ElvinJonesが何故か?ヘヴィ?ロックをやってると言われたパワフル且つ細(xì)やかなJohn Bonham、
それらの強(qiáng)烈な個性に音楽的なスペースを広く設(shè)け、強(qiáng)調(diào)拡大?協(xié)調(diào)させていった手腕はJohn Paul Jonesによるものの感がございます。
演奏面で要となるJohn Bonhamの音楽個性の特異さやスケール感?躍動感を生かす事にも極力配慮した感がございます............
単なるBlues/Rockではなく、ハード/ヘヴィ且つポピュラー感の有るもの、そしてフォーク/トラッド系を加えジャズ系の感覚で演奏発展させた幅広い音楽性。
されど、ファンク/グルーヴ感に熱狂する聴衆(zhòng)を鑑みた感のある音楽性。
但し、今作も1st同様に制作?創(chuàng)作期間の短さや突貫工事的な感覚があり安普請感がございますが、Led Zeppelin作では前作と共に一番のシンプルさとライヴ感が感じられるもの。
全盛期Jimmy Pageの(プロデュース?演奏含めた)ベストワークの一つという感がございます.................................
正直、Robert Plant/John Bonhamは前作という録音経験を積んではいるものの.........という感。
非常に変則的で突貫工事的、短期間で制作を完了させた所に、Jimmy Page/John Paul Jonesのセッション上がりの豊富な制作経験と手腕が生かされた感がございます....................
大反響の前作ツアー後、間髪入れずに今作を投入(1969年1月22日1stリリース、10月22日米國、31日英國リリースという異様さ)。
更なる大反響を呼ぶ事となり、バンドは再びツアーへと赴く事となります.....................
更なる桁違いの成功劇へと駒を進(jìn)める事となります...........................................
評価は高かれど突貫工事制作(John Paul Jones曰く「やり直したい箇所が多々ある」との事でございます.................................)。
特にJimmy Pageは緊張感ある制作に加え人工的なスタジオ環(huán)境に疲弊(後にロンドンに設(shè)立する自身のスタジオの有り方に大きな影響を與えた感)。
余裕を持ち制作を丁寧に行いたいバンド側(cè)は大成功を盾にインターヴァルを設(shè)ける事となりますが、かの”The Band”が行った作品制作の有り方が気になる事となります...................................
Led Zeppelinの大成功劇に「自分のアイデアの盜用」と激怒した名手Jeff Beck。
名手Rod Stewartを殘し第一期Jeff Beck Groupを解散させ、當(dāng)時最強(qiáng)のリズム隊と呼ばれた”Vanilla Fudge”のTim Bogert/Carmine Appiceを引き入れ、
「あんなバンド如き蹴散らしてやる!」と幻の対Led Zeppelinバンド結(jié)成を目論む事となりますが................
されど些細(xì)な口論からRod Stewartが離脫。Jeff Beck自身は自動車事故で重傷を負(fù)い、入院。
Tim Bogert/Carmine Appiceはこのアイデアを持ち、米國で(後に”米國のLed Zeppelin”と稱される)名バンド”Cactus”を結(jié)成となります。
入院中に頭が冷えたJeff Beck。
Led Zeppelinに対して何の感情も持たなくなり、「(ソウルミュージック等)ブラック?ミュージックにロック音楽を掛け合わせ、ガツンとした衝撃を加える」音楽を指向。
”第二期Jeff Beck Group”結(jié)成を目論む事となります...................................
(但し、Tim Bogert/Carmine Appiceとの契約が既に締結(jié)しており、それを棚上げ。後の”第二期Jeff Beck Group”崩壊後にその契約の履行を迫られる事となります....................)
この機(jī)會に是非。