本書には、「無力さ」を自覚するとき、人間は謙虛になる/人の眼や言葉を借りてものを言うものではない/ 私怨を持ち続けて生きることも必要/「すぐ怖がる」最近の大人たちの幼児性/分かち合って暮らしても、減らないもの/ 推測で他者の「內(nèi)面」を書いてはいけない理由/なぜ日本人は群を抜く國民といえるのか/つねに「最悪」を予想して生きる /老いても〝ぼけない?秘訣/雑用をすれば自然に體は動(dòng)いてくる/羊がなぜ人間の良き反面教師なのか……など、 人生の先達(dá)として、とりわけ豊かな経験を持つ著者ならではの84の視點(diǎn)や知恵がふんだんに綴られています。 読後は、私たちが日々の暮らしの中で陥りがちな、表面的な「善悪」「白黒」などの思い込みを癒し、 心を楽にしてくれることでしょう。 それはまさに、得がたいを知る極上の一冊です。