松本清張(1909-1992)福岡県小倉(cāng)市(現(xiàn)?北九州市小倉(cāng)北區(qū))生れ。給仕、印刷工など種々の職を経て朝日新聞西部本社に入社。41歳で懸賞小説に応募、入選した『西郷札』が直木賞候補(bǔ)となり、1953(昭和28)年、『或る「小倉(cāng)日記」伝』で芥川賞受賞。1958年の『點(diǎn)と線』は推理小説界に“社會(huì)派”の新風(fēng)を生む。生涯を通じて旺盛な創(chuàng)作活動(dòng)を展開し、その守備範(fàn)囲は古代から現(xiàn)代まで多岐に亙った。