OLIVER No.9です。

アメリカ製のタイプライターです。シリアルナンバーからすると1919年製だと思われます。およそ100年前の逸品ですので、感慨深いです。
鉄の塊で重厚感があり、素直にカッコいいと感じるタイプライターです。

経年劣化、欠損による動作不良がありましたので、できる限り分解し不具合を直しました。錆、汚れなども清掃し、潤滑油を塗布し、タイプが打てるようにメンテナンスしました。
錆、塗裝剝がれ、傷、汚れなどあります。作為的には創(chuàng)れない使いこなれたレトロな感じをそのまま活かしていますが、錆、傷などの進行を抑えるため錆止め剤を塗布しています。フレームは半艶塗裝しています。

キャリッジを動かす純正ワイヤーはヒモ狀のものですので、経年劣化により切れるリスクが大きいです。長く使用できるように金屬の代替品ワイヤーに交換しています。

多少動きが渋いパーツがありますが、全ての操作?動作で問題ないことを確認しました。長時間使用しておりませんので不具合リスクもありますが、通常のタイプ操作はスムーズです。タイピング終了音、チーンという音もでます。

インクリボンは、新品を純正のシュプールに巻き直しました。黒色印字のみです。印字の狀態(tài)は悪くないように思います。印字狀態(tài)は畫像をご確認ください。インクリボンはそのままお付けします。
インクリボンの交換は、市販のシュプールは使用できませんので、純正シュプールにリボンを巻き直すことになります、ご承知おきください。面倒かもしれませんが、その分愛直がわくと思います。

商品到著後、すぐに使用できます。キーボタンや各レバーの操作、リボン交換方法など自作の簡易的な操作説明書をお付けします。Oliver No.9ならではの操作がありますので、ご利用できるかと思います。

実働品ですが、年代ものですので経年劣化による不具合があるかもしれません。
以上、ご理解の上、ご購入をお願いいたします。神経質な方は、ご購入をご遠慮ください。

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