久喜駅手前の線路沿いで屍體が見つかった。身許は東和紡績の社長、死因は銃殺と判明。疑いの目は、経営側(cè)と対立する労働組合や、金で繋がる新興宗教に向けられるが、捜査は難航する。そんななか、鬼貫警部は「ある証拠」に著目して九州へ向かう。そこで得たものとは――。本格推理の巨匠?鮎川哲也の記念碑的傑作が蘇る。
第十三回日本探偵作家クラブ賞受賞作。