題名夏の吐息 (講談社文庫)
著者小池真理子
出版社講談社文庫
定価514円


永遠(yuǎn)に待ち続けると思うのです。世界のどこに行っても、地の果てにいても、私はあなたを待っている。――六年前、突如行方が分からなくなった戀人を待つ女性のモノローグからなる表題作他、濃厚な死の影の間近で紡がれる詩情。著者自ら「この六編を超える作品はもう書けないかもしれない」と語る傑作短編集。

表紙、中身ともに目立った傷のない美品です。