トータスをはじめとする音響派、ポスト?ロックといったムーヴメントで音楽シーンの注目を集めるシカゴからまた注目の4人組が日本に紹介されることとなった。ウィートである。このセカンド作は、フレイミング?リップスやモグワイなどを手がけたマーキュリー?レヴのデイヴ?フリッドマンがプロデュースしているということもあり、輸入盤の段階からすでにこの手のマニアの間では話題となっていたブツ。多分に映像的で、雄大な音楽空間が脳裏に広がっていく、そんな感觸のアルバムだ。デイドリーム感をたたえたサウンドはまるで寄せては返す波のように、リスナーを巨大な海原へと誘っていく。そして、あとには恍惚とした時間が過ぎていくだけ……。それにしても、こうした良作を聴くにつけ、ポスト?ロックとはいったい何だったんだろうと思う。ロックから逸脫することがいつの間にか“サウンド?スタイル”となり、その価値基準(zhǔn)には結(jié)局、メロディがいいとか既存の尺度を用いるなんて。

試聴のみ。ケースなし。盤面は新品同様綺麗な狀態(tài)です。

邦盤。ボーナストラック収録。

歌詞、対訳、解説、帯付き。

サンプル。