DD54(鉄道車輌ガイドVol.1)1冊です。
2010年11月にネコ?パブリッシング社から発行された初版本です。
経年による、ヤケ?スレ等がありますが、ヤブレや書き込みは御座いません。
DD54型ディーゼル機関車は、DD91型ディーゼル機関車をベースとして亜幹線用として開発されました。
昭和41年に3両の試作車輌が製造され、その後昭和43年から昭和46年までに1次車から6次車まで37両が製造されました。
米子機関區(qū)と福知山機関區(qū)に配屬され「急行おき」「特急出雲」の牽引機としても活躍しました。
車両開発にあたって三菱重工が西ドイツの機械メーカーとライセンス契約を結んだことから、海外製の主幹機器が多用されましたが機器の不具合でトラブルが相次いで発生したため、昭和53年6月18日播但線での運行を最後に廃車されました。
斬新でスタイリッシュ(特に、窓枠支持がHゴムになる以前の24號機まで)な顔立ちからファンも多く存在していました。
33號機は、長らく福知山機関區(qū)に放置されていましたが、東京交通博物館に引き取られて保存されました。東京交通博物館の閉館後は京都鉄道博物館に移されて保存展示されています。
山陰本線、伯備線、播但線等で活躍したDD54液體式ディーゼル機関車を思い出しませんか?
巻末には、1號機から3號機、4號機以降の形式図面も付いています。