ドイツのサファイア、アウインです。今や、母巖付きのものは、幻となって久しい感じです。ミネラルショーでも見なくなりました。
藍(lán)方石とも言われるこの寶石は、火山性の希産鉱物で、寶石級のものはドイツのアイフェル高地のニーダーメンディッヒやラーハー湖周辺からのみ産出します。
珪酸に乏しい火成巖中に、粒狀(まれに結(jié)晶)になって産出します。
上記産地のドイツでは、石灰?guī)r層を抜けて噴出した火山巖中に発見されており、成分中のカルシウムはこれに由來するもののようです。
サファイアを超える青色寶石として、2つ挙げられた「ベニト石」と「アウイン」、中でもアウインは、當(dāng)方が好きな寶石でもあります。
約4.0gある母巖付きの標(biāo)本でして、今ではとても貴重なものです。

価格は貴重性、すなわち今はほとんど見ない、市場に存在しない事の反映です。

上品群の充実のために、改めて登場です。偶然に地元ドイツの鉱物商から入手した、とても貴重な原石です。
今は、このような母巖付き標(biāo)本が、見かけないほどに貴重になって來ました。