「人はなぜこの世に生きているのでしょう。それは愛するためです」(まえがきより) 90歳代半ばを迎え、ますます意欲的に活動し、人々に愛され求められる存在であり続ける瀬戸內(nèi)寂聴氏。 本書には「男と女」「くるしみ」「しあわせ」 「わかれ」「さびしさ」「いのり」という「愛」にまつわる6つのテーマで、 厳選した珠玉の言葉をつめ合わせました。 先が見えにくい、ときには孤獨を感じる現(xiàn)代を日々生きる私たちですが、どのページから開いていただいても、著者の人としてのスケールの大きさ、心の溫かさに包まれることでしょう。 気持ちがふっと楽になり、生きるエネルギーを與えてくれる一冊です。