16世紀(jì)ヨーロッパを震撼させたフィレンツェ大公暗殺事件―刺客の手を逃れてフランス宮廷に身を隠した暗殺者ロレンザッチョは、王太子妃カトリーヌ?ドゥ?メディシスの求めに応じて、自らの過去を語り始めた。名門に生まれ、將來を囑望されて育ち、成功を疑わなかった美貌の青年貴族は、いかにして挫折し殺人者になったのか。英雄になりたかった青年の絶望と、心の叫びを綴る。