ちょうど七寸、21.5cm
三分の一高臺(tái)、鍔縁の凜々しい形、
帆船がゆったり、雄大な海辺の風(fēng)景、
典型的な初期伊萬(wàn)里、
やっぱり、初期は、コレ、です!
初期伊萬(wàn)里だからイイ! そんな文様、です!
七寸って、こんなに大きかった?
厚みがあって七寸ジャストだと、
大皿に近い感じがします。
存在感、やっぱりスゴイ、と思います。
初期伊萬(wàn)里は生掛け製法、
成形→乾燥→絵付け→乾燥→窯入れ
生掛けだと...
青みを帯びた釉がふんわり仕上ります。優(yōu)しい器です。
それと...
釉をかける時(shí)の指跡? 表裏に殘っていて...
江戸の職人さん、身近に感じました。
初期伊萬(wàn)里に多い甘手、
甘手によるジカンが表裏全體にあります。
(ジカンは釉下で収まり表面にダメージ無(wú))
初期伊萬(wàn)里は厚手で丈夫です。
使っても大丈夫、優(yōu)しく使って下さい。
(初期伊萬(wàn)里の場(chǎng)合、甘手でも強(qiáng)度低下は少なめ)
甘手、て何?
窯中、磁體と釉薬の伸縮差により、釉薬下方にジカン、ヒビのある狀態(tài)の物、
“甘手”と呼び完品と區(qū)別します。
(京焼?薩摩焼等、ジカンを好む陶器もあります)
(初期伊萬(wàn)里でも、甘手を気にしない方も多いかな?)
ジカンをもう少し詳しく....
釉薬の下方、磁體との接觸部に出來(lái)る釉のみのヒビです。
(磁體にはヒビは無(wú)、ダメージ無(wú))
(釉薬下方にあり表面にダメージ無(wú)、表面の釉薬は滑らか)
(一般にニューは表裏に通るキズ、磁體釉薬上にダメージ有)