1951年から販売したバートラム タイプ BCI カメラです。Bewi光學メーターで有名なBertram社製です。レンズ交換可能距離計連動式リーフシャッター6x9/6x6判カメラです。レンジファインダー、ファインダー、パララックス、フォーカスレンジが、著脫レンズによって自動補正されます。當機には3本の交換レンズ、Schneider Angulon 6.8/65、Xenar 3.5/105、Tele-Xenar 5.5/180が付屬しますが、それらが補正されました。前面ボード右上は前板引き出した時に少し動きますがその後は変化がありませんでした。左手側A-ZレバーをAにして前面を引き出してからZで固定して撮影體制に入ります。各レンズでフォーカスレンジが変わります。繰り出しは右手側面の大きなダイアルです。ボディマウント外側のリングでシャッタースピード変更、T,B,1,2,5,10,25,50,100,200,400で、各速動作してます。200から400への変更はかなり重いです。チャージ、レリーズは、右手側赤矢印のレバーです。チャージした狀態(tài)でレバー上のノッチを上げると羽根が開くプレスリリースが効きます。チャージして左手側上のレバーを下げるとセルフタイマーで、動作してます。レンズの光學狀態(tài)は、6.5/65はクモリあり、3.5/105はコーティング劣化、クモリ少し、拭きキズが分かりました。5.5/180はコーティング劣化、クモリ少し、拭きキズ少しです。3本ともクリック絞りは正常動作です。アンギュロンはヘリコイドがあり動作は若干重たいです。レンズ交換はボディマウント內爪をスピード表示近くまで移動してからです。ファインダーはガラスにヨゴレ、コーティング劣化があり、少し視界に影響があります。距離計側は良く見えていて合致もOKです。カメラトップには水準器、その周りのダイアルでフイルム感度を変えます。付屬のスポーツファインダーは照準の高さを変更して対応サイズなどに合わせます。スプリングバックは取り外し可能で、ピントグラス、ピントフードともに綺麗です。同時代のグラフロックに対応してて、上下のネジを少し締めてロックされます。ボディ側面のノブ付きロック3點を回して後ろ蛇腹を伸ばし、ロックの組み合わせで煽りを変えられます。グリップは、縦橫位置変更できます。MX接點は未確認です。いろいろと便利なカメラですが、お作法も細かくあるので調べてください。當時は全自動報道カメラとして宣伝されたそうです。お勧めします。