辻邦生の遺した豊饒な物語世界――その全容を明らかにする初の本格的全集
辻邦生(1925-1999)東京生れ。1957(昭和32)年から1961年までフランスに留學(xué)。1963年、長篇『廻廊にて』を上梓し、近代文學(xué)賞を受賞。この後、蕓術(shù)選奨新人賞を得た1968年の『安土往還記』や1972年に毎日蕓術(shù)賞を受けた『背教者ユリアヌス』等、獨(dú)自の歴史小説を次々と発表。1995(平成7)年には『西行花伝』により谷崎潤一郎賞受賞。他の作品に『嵯峨野明月記』『春の戴冠』等。