格式高い茶師の跡取り娘世津と出入りの茶園の息子信吉。白い茶の花が揺れる茶畑で生まれた可憐な戀は、「家」の重みに抗して燃えあがる。情熱のままに、世津は東京へ出奔するが、約束の宿に信吉はついに現(xiàn)れなかった……。文明開化の靜岡を舞臺(tái)に、戀人たちが辿る人生模様を、哀切に描く長編ロマン。

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