


カワイモデルの自由形Bタンクです。カワイモデルではCタンクが有名ですが、実はCタンクを発売する前に一時(shí)期Bタンクを発売していたということは、ほとんど知られておりません。TMSの昭和25年6月、7月の広告でのみイラストで紹介されていますが、長(zhǎng)らくその存在は不明でした
TMSの2007年に広告で見る鉄道模型の歴史という連載で、ようやく寫真が掲載されましたので、驚かれた方も多いのではないでしょうか。
形態(tài)的にはCタンクをBにしたような感じですが、サンドドームがB20のような角型の物が付き、キャブに窓枠がないというのが特徴です。
厳密に言えば、初期製品はプレート輪芯でこの製品はCタンクと同様の鋳物製スポーク動(dòng)輪なので、Bタンクの中でも改良された2次型ということになります。
今回出品した製品は、かなり前にあまり?duì)顟B(tài)の良くない物として入手したものなので、未再生原形ではなくややレストア品になります。キャブが凹み曲がっておりましたので、これを修正してあります。また煙室からの蒸気管が欠品だったので、これは新たに作り直してあります。それ以外は、ほぼ原形のままです。カプラーはまだベーカー型もない時(shí)代でアンチの自連が付きます。下回りはオリジナルの動(dòng)輪とフレーム、ロッド類でほとんど走行歴がない新品に近い狀態(tài)でした。集電シューや配線は新たなものを付けてあります。昭和25年の7月號(hào)にはCタンク新発売という予告広告が掲載されているので、恐らく昭和25年の前半から26年にかけてのわずかな期間製造販売されたものではないかと思われます。この時(shí)點(diǎn)ではまだACモーターの時(shí)代ですが、極初期の同社のL3型縦型モーターを入れて走行可能に調(diào)整してあります。極初期のL3というのは、フレームを留めるビスが側(cè)面に露出しています。75年前の製品で製造臺(tái)數(shù)もかなり少ないと思われ、今後出てくる率も限りなく少ない幻に近い製品です。カワイ製品のコレクターの方、自由形コレクターの方ぜひこの機(jī)會(huì)にいかがでしょうか?
(2025年 7月 13日 18時(shí) 37分 追加)ACモ-タ-の方がよければ、ACモ-タ-を付けてお渡しします。落札後ご連絡(luò)ください。