嘉靖?萬暦の赤絵展?明代後期の宮廷磁器/今回のテーマは赤絵最盛期の官窯赤絵でありさらに赤絵の一種と考えられる彩もここに含める

商品説明

嘉靖?萬暦の赤絵展?明代後期の宮廷磁器/今回のテーマは赤絵最盛期の官窯赤絵でありさらに赤絵の一種と考えられる彩もここに含める

中國陶磁シリーズ9 1995年 29P 部數(shù)は少なそうです。資料用にもいかがでしょうか。

開催に當って

赤絵というのは、陶磁器の上に赤を主體とする上絵付を 施したもの、として捉えることができるだろう。日本におい て色絵、中國において五將と呼ぶものとほぼ同義であるが、 色絵、五彩の方が語義はひろい。

赤絵の起源が胸の未赤絵にあることは、ほぼ定説となっ ている。磁胎の赤絵は、元代の景徳鎮(zhèn)然に出土例があり、明 代洪武?永楽年間にひきつがれる。しかしいずれも上絵付のみの裝飾であり、作例も多くはない。

上絵付と青だ、という層の上下に分かれた裝飾技法がは じめて融合されたのは宣徳年間のことであり、ここに官窯製品としての赤絵の本格的な発展の基礎(chǔ)が固められた。その後、 明代では赤絵の一種とも言える「豆彩」が成化年間に発達し、 やがて幕から萬暦年間にかけて赤絵の最盛期を迎えることとなった。今回のテーマは、この時期の官窯赤絵であり、さらに赤絵の一種と考えられる「彩」(器底を除く器面の全體に上絵付による裝飾を施したもの)もここに含める。

成化の豆形は、豆青色を主とする淡雅な獻と、上絵付の 輪郭線を青花で表わす酒な描畫に特徴を持っていた。また青花文様が、文様構(gòu)成の全體の中で主要な位置を占めていた。 一方、嘉靖萬暦の赤絵は赤を主とする濃厚な賦形と、上絵付の部分に青花の輪郭線を施さない躍動的な描線に特徴がある。さらに青花と上絵付との間の優(yōu)位性を指摘することは困難で、両者の関係は完全に相互補完的である。いずれにせよ、 このような高清萬暦の赤絵に多くの日本人が心酔し、今なお根強く愛している。本展がその魅力の謎を解く一つの契機になれば幸いである。

末尾ながら、本展開催に當り貴重な作品を貸與下さった御所蔵者に対し、心から感謝の意を表したい。

1995年9月 大阪市立東洋陶磁美術(shù)館 館長 伊藤郁太郎

お探しの方、お好きな 方いかがでしょうか。

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