外観 ★★★★☆
當?shù)辘摔匹`バーホール済み。
各部に少々傷はありますが、非常に良好なコンディション!
レコカスと言えば、圧倒的に黒が多いですが、このチェリーウッドも木目が美しい?
GIBSONのSGみたいな色でキュンときます?^^
サウンド ★★★★★
落ち著いていて輪郭のハッキリしたソリッドなサウンド?
ドーーーン、バーーーーン、と鳴るタイコではなく、トゥントゥン??!と縦に響くメリハリのある音です。
この時代は、ちょっとシェルが深めのRCPや、サイコロサイズと言われる口徑=深さのRCDというサイズも主流で、しかもオールタムセッティングの物なども多い時代ですが、タムもレギュラーサイズでフロアタムが合わせてあるのも取り回しやすくてイイですよ?
JAZZからROCKからフュージョン、ラテン系などありとあらゆるスタイルで、モダンで歯切れの良いサウンドを響かせてくれます?
70年代頃までのアメリカンドラムの古き良きサウンドから、80年代に入って色々な楽器との兼ね合いで重厚で広がり過ぎない音に変化していくわけですが、まさにそんな時代のドンズバなキャラクターですョ?
レコカスらしいイイ音です?
ヘッド ★★★☆☆
まだ使用可能?。?BR>
表面
8&10:REMO / コーテッドアンバサダ
12~16:REMO / クリアアンバサダ
22:REMO / ピンストクリア
裏面
8~16:REMO / クリアアンバサダ
22フロント: REMO / コーテッドアンバサダ
年式 ★★★☆☆
1980年代中期~1990年代
総評 ★★★★★
YAMAHAドラムの代名詞と言っても過言ではないレコーディングカスタム!
70年代末のYD-9000の登場からマイナーチェンジを経て、80年代の半ばごろにレコーディングカスタムと名稱を改められます。
演奏スタイルに合わせて色々な選択肢が提示され、ドラム本體だけでなくハードウェア類との連攜も含めて、ありとあらゆるセッティングを容易に網羅できる「YAMAHA SYSTEM DRUMS」というとても合理的な構想と、
そのサウンドや利便性はもとより、スティーブ?ガッドをはじめとした、國內外のトップドラマー達を擁して世界中のドラマーを魅了していく時期とも重なります。
90年代には、メイプルカスタムが登場しフラッグシップの座を譲りますが、根強い人気から、2010年代にはまた復活を遂げています。
という訳で、やっぱYAMAHAって言ったらレコカスだよなぁ。。。となりますよね。^^;
このチェリーウッドだけ、シェルの內面も同色の塗裝だったりしてちょっと特別感もあります?
余談ですが、ヤマハシステム○○という名稱では、ヤマハシステムキッチンというのもあったそうですよ!(現(xiàn)在もあるのかも?)
音楽だけじゃなくて、色々なものを網羅してますね!世界のYAMAHA!^^
(レビュー/店長とら植木)