文藝春秋/1988 初版1刷/294P
カバー裝畫:マナブ間部
解説:篠田一士

奧深い原生林を、逃避行する赤子殺しの男と女
の上に、雷神が翔んだ。自らの生きる証しを求
め、二人のあとをたどるカメラマンが目にした、
戦慄の光景とは―。北アルプスの麓、荒々しい
自然の中で暮す筆者が、妥協(xié)を許さない厳しい
生活意識から生まれた獨自の視點と文體で、新
しい小説世界を打ちひらく。




狀態(tài):三方に軽いヤケ、カバーにスレ?ヨレ?小キズ?くもりなど
   相応の経年感あり