メルセデスベンツのW124等に搭載されているM104エンジンにはファンベルトで駆動される機械式のエアポンプが設置されています。このエアポンプは冷間始動時に約1分間だけ電磁クラッチがONになって作動し、冷間始動時特有の濃い混合気が未燃焼のまま外部に排出されるのを防ぐために排気管にエアを注入し、排気管內にて未燃焼成分を再著火させることによって完全燃焼させるものです。その後は電磁クラッチがOFFになってエアポンプは空回りします。

しかし、エアポンプの老朽化に伴い、電磁クラッチのベアリングからガラガラと異音が発生したり、內部の圧縮機構の劣化により回転が重くなったりし、車両故障(路上エンコ)の原因になる上にエンジン回転が重たくなることがあり、最近では撤去してしまう事例が増えています。

ちなみに、エアポンプが作動するのは上記の通り冷間始動時の約1分間だけなので、エアポンプを撤去したからと言って公害を出しながら走り続ける訳ではありません。車検時の排ガステストではエンジンが完全に暖まった狀態(tài)で行われるため、どのみちエアポンプは作動しておらず、エアポンプが無いことが車検不合格になることはありません。そもそもエアポンプは公害規(guī)制の厳しい日米仕様車にのみ取り付けられており、ヨーロッパや中東仕様車には取り付けらていません。

本出品は、このエアポンプを撤去する作業(yè)です。

現(xiàn)在使用しているファンベルトに記載されている長さ表示を読み取り、これよりも3cm短いファンベルトをご用意の上、アポイントを取ってお越し下さい。

例えば、
 6PK2475なら6PK2445、
 6PK2445なら6PK2415、
 6PK2415なら6PK2390 のファンベルトをご購入下さい。他には何も要りません。

作業(yè)時間は約1時間です。

これによってファンベルトで駆動される回転補機の數が1つ減り、故障(エンコ)の可能性が低減するとともに、エンジン回転が軽くなり、パワーや燃費が向上し、エンジン自體も約4kg軽量化されます。

なお、ベルトテンショナーやダンパーを交換する場合は、部品をお持ち込み下されば同時に交換します。

場所は橫浜市磯子區(qū)洋光臺の住宅地です。

ご不明點やご予約等は質問欄からどうぞ。

ちなみに、當方にてヘッドガスケット交換を行う場合は、ご要望に応じてこの作業(yè)をオマケで行っております。