【詳細】
初版 巖井志麻子 淫らな罰 光文社刊

2004年5月25日初版 光文社発行

隣の青い芝生に潛むもの――
真っ黒な悪意、妬み、そして……!
友、隣人、同僚――幸福な女たちが求める殘酷な快楽!
自分は「勝ち組」にいると思っている噂好きの主婦?陽子。主婦友達が持つ過去の秘密を知った彼女はさっそく周囲に吹聴しようとするが…(「隣の花は黒い」)。幸福な女たちが求める5編の殘酷な快楽。

収録作品
淫らな罰/日向の影/暗かった帰り道/隣の花は黒い/ひとりで奏でる戀の歌

巖井志麻子
1964年、岡山県生まれ。99年に「ぼっけえ、きょうてえ」で日本ホラー小説大賞を受賞。また、同作を収録した短編集により山本周五郎賞も射止める。他に『岡山女』『魔羅節(jié)』『チャイ?コイ』(婦人公論文蕓賞)、『自由戀愛』(島清戀愛文學(xué)賞)など著書多數(shù)。

【狀態(tài)】
経年劣化により焼け、カバーにスレ、傷は御座いますが、概ね良好です。