著者の全生涯を貫く愛の詩集『智恵子抄』より感動の29編を収録。
高村光太郎(1883-1956)上野公園の西郷隆盛像で知られる木彫家光雲(yún)の長男として東京に生れる。東京美術(shù)學(xué)校で彫刻、洋畫を?qū)Wぶ。1906年、歐米留學(xué)。パリでは美術(shù)?彫刻の他、ヴェルレーヌ、ボードレールらの詩を?qū)Wんだ。帰國後、気鋭の美術(shù)評論、評伝、エッセイを次々と発表して注目された。1914年、処女詩集『道程』で蕓術(shù)院賞を受賞。1941年、『智恵子抄』を刊行。1950年、『典型』で読売文學(xué)賞を受賞。他に『ロダン』『造形美論』『暗愚小伝』など著書多數(shù)。享年73。