春咲小紅」(はるさきこべに)は、矢野顕子の5枚目のシングル。1981年2月1日発売。発売元はジャパンレコード(現(xiàn)?徳間ジャパンコミュニケーションズ)。
カネボウ化粧品の1981年春のキャンペーンのCMソングに起用され、オリコン週間シングルチャート最高位5位を記録した。ジャケットは奧村靫正が手がけた。
この年カネボウは「春咲小紅ミニミニ」のキャンペーンタイトルで、容量を従來品の半分にした新製品の口紅「レディ80ミニ口紅」を中心にキャンペーンを行っていた。「春咲小紅」とは新製品の口紅を漢字で表現(xiàn)したもので、當時、カネボウが北京空港の免稅店に初出店したばかりであったことから、中國のイメージを出すために漢字が用いられた。この語はCM曲となった矢野の曲の表題ともなっているほか、歌詞の中にも取り入れられている?!复簡D小紅」(はるさきこべに)が「春先、神戸に」(はるさきこうべに)と聞こえることから、最初に発表された年に開催された、神戸ポートアイランド博覧會(ポートピア'81)と関係のある曲と誤解していた例も見られる。作詞はコピーライターの糸井重里が擔當した。
編曲のymoymo(イモイモ)はイエロー?マジック?オーケストラの別名義。
5枚目のスタジオアルバム『ただいま。』(1981年5月1日発売)にも収録された。しかしこのアルバムはシングルほどの販売実績には至らなかった。