御存知!初期の大傑作「Paraniod」 新規(guī)リマスター/アルバム別ヴァージョン及び未発表ライヴ二作含む四枚組BOX仕様限定版

輸入盤未開封新品でございます。


リマスターはユニヴァーサル関連のアーカイヴ音源企畫で毎度御馴染みAndy Pearce & Matt Worthamとなります。

現(xiàn)在主流の情報量重視で御馴染みフラットマスタリング方式によるリマスターでございますが、非常に良心的な音質(zhì)でございます。


但し、企畫作という事で幾分リミックス感がございます。





內(nèi)容は言わずもがな。



ラインナップはオリジナル期名手揃い。

Tony Iommi(G)、Geezer Butler(B)、Ozzy Osbourne(Vo)、Bill Ward(Ds、Per)となります。


プロデュースはRoger Bain(後にBudgie、Judas Priestを手掛ける)。

エンジニアはかのTom Allom(後にJudas Priest、Pat Travers、Y&T等を手掛ける)で、”Planet Caravan”にてピアノ參加。


1970年6月16~21日 英國ロンドン”Regent Sound Studios””Island Studios”での制作となります。




また今作は特別仕様盤。


CD1:オリジナル?ヴァージョンの毎度御馴染みAndy Pearce & Matt Worthamによる新規(guī)リマスター。

CD2:1974年米國リリースの今作”Quadradisc Mix”ヴァージョン。

CD3:1970年8月31日スイス?モントルー”Casino de Montreux”での実況録音(かの”Montreux Jazz Festival”出演時の録音の模様)。

CD4:1970年10月3日 ベルギーRTBF”Pop Shop”TV出演時の実況録音。


以上となります。




1950年代~60年代初期に掛けての英國での米國ルーツ音楽ブームに端を発し、

その英國特有の獨特解釈(曲解)からロック音楽の多様性が始まります。

(かのCharlie Mingusではございませんが......)「我々の演奏を聴け!」と演奏エゴを全面に打ち出し、聴衆(zhòng)に選択の余地を許さない大音量でのコンサートもかの”Cream”の登場から始まり、

更なる多様化の波を音楽シーンが受ける中、英國バーミンガムにしがないBlues/Rockバンド”Earth”が登場する事となります。



リハーサル休憩中に窓から眺めた先に映畫館。



ホラー映畫が上映中で盛況を博しており「金を払って怖がりに來るなんて変だよな~」と話していた際に、


「世の中”Love & Peace”だらけだ。俺たちはその逆をやってみないか?

お金払ってまで怖がりに來るのだから観に來てくれるかもしれないし」とアイデアで盛り上がるメンバー。


「いいねぇ、やろうやろう。でも、”Earth”ってバンド名じゃ來てくれないし。変えないと。

「じゃあ、あの映畫のタイトルを戴こう

「んだんだ~」


.....................................となります......................何かねぇ...............




その”Earth”とは、Tony Iommi/Geezer Butler/Ozzy Osbourne/Bill Ward。そしてその映畫のタイトルは”Black Sabbath”。

早速そのアイデアを?qū)g行に移すや否や大反響。



當(dāng)時メジャーレーベル配下には海のものとも山のものとも判らないバンドと契約する実験レーベルが存在。

その一つ”Vertigo”が契約に乗り出し、早速制作に乗り出す事となります。


但し、非常に安普請。予算はスタジオ制作二日分という始末。


されどネタは揃い、BBCでの録音でスタジオ制作のノウハウを?qū)Wんでいた事もありそそくさと制作を済ませ、

1970年2月13日金曜日にアルバム?デビューを果たします。


大好評を以て迎えられ、アート化が重視?進(jìn)む中でロック音楽の多様性の中で新たに”Heavy Metal”という音楽性の稱號を受ける事となります。


ツアーに勤しむものの大反響もあり、約四か月後には再びスタジオにて新作制作に取り掛かる事となります。



前作から外れたライヴ?パートリー楽曲の再アレンジやツアー中やスタジオでの突貫工事作曲で完成した楽曲にて制作開始。


以前よりは予算は付いたものの似た様な安普請にて六日間で完成。

(1stが売れたからといってもメジャー配下の弱小実験レーベル(笑)の悲しさ...........................何だろうねぇ................)


制作後はツアーに勤しみ、同年9月18日に満を持してリリース............という経緯がございます..............................






さて今作。



安普請制作に楽曲不足という中での突貫工事という感のある制作で演奏?アンサンブルの稚屈さはございますが、何せ全盛期初期。

Tony Iommiを中心に豊富なアイデア、才能に満ちた面々という事がミソでございます。


英國トラッド系やクラッシック系の物悲しい重いメロディをへヴィなリフに絡(luò)ませ、

巧みなリズムワークを操るだけでなくジャズ系名手の影響を伺わせる興味深いギタリストTony Iommi。



巧みなリズムワークを誇るギタリストの存在で演奏の自由を得た事で反則技的な巧みさを誇るリズム隊。


決して表現(xiàn)力巧みなヴォーカリストではないものの、メロディ面での天性の感とポピュラー性の鋭さを誇るヴォーカリスト。



前作の制作で(安普請突貫工事とは言えど)キャリアを積んだ事でその特性を活かし易くなった感がございます。


へヴィとは言えど前作のブルーズ系の緩さから脫卻。全盛期音楽性の土臺を築いた感。

また演奏面の向上や當(dāng)時の時代性を睨んだ感があり、音楽性の幅を広げた感がございます。



またポピュラーさや判り易さが加わった事がミソ、底無し沼的な音楽性から変化し始め全盛期に向かう過度期の感がございます。






CD2の別ヴァージョンでございますが........................


1973年11月22日ベルギー?ブリュッセル”Morgan Studios”にてMike Butcherによる制作となります。

(全盛期後期Black Sabbath、Flash、Kinks、Rod Stewart等に関わる)



正直リミックスの感(若干テープ速度を弄った感がございます)。

後に”The Who””Genesis”で企畫されたカタログ「リミックス?リマスター企畫」に繋がる感がございます。



當(dāng)時のオーディオファン向けの企畫作の一つで、かの”Santana”のみならず、ジャズ系でも計畫されたものでございます。


オリジナル版では制作の安普請の上に當(dāng)時のスタジオ技術(shù)で音が弱いもの。

幾分演奏?アンサンブルが稚屈に聴こえるきらいがございますが、ここでは音の定位等非常に配慮が為されたもの。


演奏等の音の安定度があり、前述の問題を解決する意向で制作された感がございます。


非常に興味深いものがございます..................................






さてライヴ録音でございますが.........................




CD3はサウンドボード通しオープンリール録音の感がございます。


以前はハーフ?オフィシャル盤でも聴かれた録音でございますが、こちらは何せ公式盤。


アーカイヴ音源では毎度御馴染みAndy Pearce & Matt Worthamがマスタリングを手掛けており、ノイズ処理等の作業(yè)が丁寧に成されているというもの。

何をか言わんや、でございます。



機(jī)材車による録音ではない事で音のバランス等に若干の違和感がありモノラル感があるステレオ録音ではございますが、案外良い録音。

現(xiàn)在主流の情報量重視のマスタリング?チームが手掛けている事もあり、中々のものでございます。


”Paranoid”リリース後のライヴでございますが、楽曲が完成前の別ヴァージョンの感があり非常に興味深いものでございます。


CD4はTV出演時のスタジオライヴ録音。


モノラル感が強(qiáng)いステレオ録音でございますが、CD3と同じマスタリング?チームが手掛けている事がミソ。

非常に良心的な音質(zhì)となっており、公式盤の強(qiáng)みが感じられるものでございます。



唯でさえオリジナル期全盛期のライヴ録音が限られている上に、両者共に後にセットリストから外される貴重な楽曲が存在。

何をか言わんや、でございます..............................




演奏アンサンブルは極初期とあって後の全盛期に比べ稚屈な面や甘さ等々ございますが非常な纏まりが見られ、

また勢いが非常に感じられるものでございます。



「Tony IommiこそがBlack Sabbathである」とのOzzy Osbourneの御言葉(.....「自分は歌ってただけ」とも)や

Iommi/Butler/Osbourneというフロント三名のみが注目を浴びる感がございますが、

Bill Wardの存在の重要さが判る録音でございます。





後々にフロント三名による新作がリリースされますが........................



サポートドラマーは演奏は上手いものの平坦で(ライヴ含め)何か物足りないというという意見がございました。



Bill Wardは時代性もあり、ジャズ系の影響が非常に強(qiáng)いドラマー。立體感?躍動感重視演奏に細(xì)やかさが聴かれるという獨特なもの。

リズム感や変拍子等々非常に興味深いものがございます。


再結(jié)成後のBill Ward離脫後にかの名手Carl Palmer(ex-Atomic Rooster、Emerson,Lake & Palmer、PM、Asia、3等)に白羽に矢が立った事もあり、

時代性が絡(luò)む演奏感がございます。






さて、今作では”Paranoid”のシングル?ヒットもあり大ヒットを記録。


バンドの活動は順風(fēng)満帆となりますが、英國特有で執(zhí)拗なメディアの「子供向けに成り下がった」という言いがかりに近い批判にさらされ、バンドは反発。


音楽性の更なる向上とアート性に配慮した作品制作を次作で指向。

歴史的大傑作「Master of Reality」を産み出す事となります..............................................









現(xiàn)在では入手が非常に困難。この機(jī)會に是非。



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