綾織りの厚表紙を開(kāi)くと、古色を帯びた法書(shū)が経本式につぎつぎと繰りだされる。蒼然たる味わいの古拓、鮮麗なる墨色の名跡。戦後、幻の世界的コレクションとして長(zhǎng)く出現(xiàn)が待たれていた三井家聴氷閣舊蔵の秘寶をはじめ、臺(tái)北?北京の両故宮博物院、東京國(guó)立博物館などの墨寶中の墨寶を一挙に公開(kāi)。精巧な印刷技術(shù)を駆使して、原寸?原色で原帖さながらに再現(xiàn)し、書(shū)道出版史上に畫(huà)期的な理想の法帖を広く提供する。