







自宅保管の品です。中身は新品同様大変美品ですが古いものですので表紙など若干の経年変化はございます。畫像にもありますように、2ページに微かな汚れがございます。ご理解頂ける方にご検討をお願い申し上げます。
『はぐれ刑事』『必殺』から『役者魂!』まで、一線を走り続ける73歳。藤田まことが、今すべてを語り盡くす?!袱长欷蓼钦Zらなかった戦死した兄のこと」「父の教え」「酒」「オンナ」「蕓能界の友人の秘密」「長続きする仕事術」、そして「死」...。今たどる心の旅。
登場する方々
勝新太郎 藤純子 若山富三郎 東海林太郎
菊田一夫 辰巳柳太郎 南都雄二 佐々十郎
池波正太郎 浜口庫之助 ザ?ピーナッツ
中尾ミエ 梓みちよ 伊東ゆかり
ドリフターズ 中田ダイマルラケット
橫山エンタツ 大村崑 花菱アチャコ
ミヤコ蝶々 森繁久彌 坂田三吉 宮本武蔵
國定忠治 渡辺晉 井澤健 富司純子
尾上菊五郎 藤山寛美 中村玉緒 中村鴈治郎
田宮二郎 山形勲 笹沢左保
中村敦夫 沖雅也 藤枝梅安 緒形拳
水原弘 吉川英治 秋野太作
野川由美子 三隅研次 深作欣二 工藤栄一
蘆屋小雁 花紀京 香川登志緒 蘆屋雁之助
森光子 田端義夫 小津安二郎 淡谷のり子
松岡由美ほか多數(shù)
レビューより
俳優(yōu)さんの私生活というのはほとんど知らない自分ですが、藤田さんの私生活は私が勝手に創(chuàng)りあげていたイメージとはかけ離れた豪快なものでした(もっと繊細な方かと思っていました)。ご家族は大変だったかもしれません。仕事に対する姿勢、若い頃からお世話になった大先輩方のエピソードも満載でした。
この本に描かれた藤田まこと、という人物の人生は苛烈です。悲慘です。でも、藤田さんの姿勢?表情は常に笑顔、だと感じさせる自伝になっています。加えて、師匠辰巳柳太郎さんへの想い、辰巳さんを介した若山富三郎さんへの想いなど、実に謙虛で折り目正しいのです。他にも、黃金期の「必殺」シリーズの現(xiàn)場の印象として、「あの番組は名だたる監(jiān)督が來て、好き放題やっていました」と痛快な証言を殘されていたり、奧様との事業(yè)での大借金に觸れた部分で、きっかけは、他の中小企業(yè)の倒産含めて、當時の大蔵大臣、橋本龍?zhí)嗓kした「不動産融資総量規(guī)制」にある、と
指摘されていたりで、読めば読むほど、為にもなり、深く考えさせられる本です。
幼い頃死に分かれたお兄さんへの侘びから始まって、今もそのお兄さんからの最後の葉書きを持ち歩いているという最後のエピソードに胸打たれました。
文體が藤田さんらしい笑いを誘うし、こんな風に笑い飛ばして激動の時代を生き抜いてきた役者さんだから庶民的な味が出せるんだな???と大納得の一冊でした?