御存知!名手故Cozy Powell/Max Middleton/Clive Chaman/Bob Tench參加  英國クロスオーヴァー系名作 第二期Jeff Beck Group傑作「Jeff Beck Group」 日本獨自制作SACD紙ジャケット仕様限定盤 國內(nèi)盤未開封新品でございます。




日本獨自制作SACD仕様となりますが、嘗てのアナログ盤時代に制作された”Quadraphonic版”マスターテープを使用した模様。

當時の通常録音/ミキシング技術(shù)では再現(xiàn)出來なかった音造りを”Quadraphonic”にて制作という感がございます。


(されど後述の「制作/音造りの有り方でのバンド間対立(Jeff Beckと他のバンド構(gòu)成ミュージシャン)」がネックでございますが..........)




アナログ盤にせよ、CDにせよ、SACDにせよ、ハイレゾにせよ、マスターテープの再現(xiàn)が非常に重要な事となります。


オーディオファンから「アナログ盤が一番マスターテープを再現(xiàn)していたのではないか?」との指摘が挙がり、

名マスタリングエンジニア故George Marino等が手掛けた嘗てのアナログ盤が高値で取引される昨今でございます................................



されどこちらにはスクラッチノイズはございませんが......................................................................................





內(nèi)容は言わずもがな。


ラインアップは後に名を成す名手揃い。


Jeff Beck(G、B、ex-The Yardbirds、第一期Jeff Beck Group)、Max Middleton(Key、後にThe Streetwalkers、Hummingbird、Mick Taylor、Chris Rea他)、

Bob Tench(Vo、G、後にThe Streetwalkers、Hummingbird、Boxer、Widowmaker、再結(jié)成Humble Pie他)、

Clive Chaman(B、後にCozy Powell's Hammer、Hanson、Hummingbird、Brian Auger's Oblivion Express、Rainbowや幻のCozy Powell/Gary Mooreバンド?セッションに関わる)、

御存知!Cozy Powell(Ds、ex-The Soucerers、The Ace Kefford Standard、Big Bertha、後にBedlam、Cozy Powell's Hammer、Rainbow、MSG、Whitesnake、Emerson,Lake & Powell、Forcefield、Black Sabbath、Brian May、

Peter Green Splinter Group他)となります。




ブルーズとロック音楽の融合に”衝撃”を加えた第一期Jeff Beck Groupの音楽コンセプトをビジネス上のもたつきの間に元同僚のJimmy Pageに利用され、かの”Led Zeppelin”が衝撃の登場。



アイデアの盜用に激怒したJeff Beckは第一期Jeff Beck Groupを解散。


當時注目していたアメリカのアート系へヴィ?ロックバンド”Vanilla Fudge”の名リズム隊”Tim Bogart/Carmine Appice”を引き抜き、

”Jeff Beck/Rod Stewart/TimBogart/Carmine Appice”というラインナップの”対Led Zeppelinバンド”を結(jié)成を構(gòu)想したJeff Beck。



されど、些細な口論からRod Stewartが離脫。更にはJeff Beck自身は自動車事故で重傷を負い、入院。

”Tim Bogart/Carmine Appice”はこのアイデアを基に後に”アメリカのLed Zeppelin”と稱される名バンド”Cactus”を結(jié)成。


敢え無く崩壊となります。

(但し、結(jié)成でマネージメントと交わした”Tim Bogart/Carmine Appiceとのバンド契約”が事故で棚上げとなり、後々に尾を引く事となります.............................................)




Jeff Beck自身は入院中に頭が冷えた模様。

退院後「ロック音楽とソウル/ファンク等ブラック?ミュージックの融合に”衝撃”を加えた音楽性」を音楽コンセプトに置いた新バンド結(jié)成を構(gòu)想。



オーディション選考で名手Cozy Powellを獲得。


かのアメリカの”Motown”を訪れ他のメンバーを選考するものの非常に難航。

(この際にかのBB&Aで知られる”Superstition”をCozy Powellにて録音したとの話)



結(jié)局イギリスに戻り、當時の(英國ジャズで言う)クロスオーヴァー界隈で活動していたBob Tench/Max Middleton/Clive Chamanを引き入れ制作に乗り出し、

大傑作と名高い「Rough and Ready」を完成させます。



セールス/チャートアクションは高くなかった模様でございますが、時代は正に”(英米問わず)クロスオーヴァー初期”。バンドは高評価で勢いに乗り順風満帆。



されど、Jeff Beck特有の音楽的気紛れさが徐々にバンドに暗雲(yún)を齎す事となります........................................



そして次作制作にJeff BeckはかのSteve Cropper(米國南部ルーツ音楽系ミュージシャン。Booker T&the MGs、The Blues Brothers他)

起用を提案し、他のメンバーと対立。



制作方針やアイデアで何とか合意、渋々起用に同意し制作に乗り出すものの.............................................という経緯がございます。







當時の英國クロスオーヴァー系の音楽性に名手故Cozy Powellの躍動/立體感重視で切れ味鋭いリズムと手數(shù)多しの熱い演奏を加えた上に、Jeff Beck天下無雙のギターが冴え渡るという音楽性でございます。


Jeff Beckや故Cozy Powellに注目が當たりますが、後に英國クロスオーヴァー系で名を成す三名の音楽性と巧みな演奏が土臺となる感がございます。



Bob Tenchのソウル/ファンク?ミュージックの強い影響下にあるヴォーカルは見事でバンドの指向する音楽性に非常に噛み合い、

またヴォーカルとの音楽的相性でいつも問題になる(笑)Jeff Beckともバンドの音楽性絡みで上手く調(diào)和しており、

非常に稀有な例ではなかろうか?との感がございます..............................





(音楽性は異なりますが)第一期Jeff Beck Groupに比べ、音楽的応用力や技術(shù)的に長けた個性派名手が揃う事があり、

Jeff Beck自身が音楽的な觸発を受けた事でブルーズ等の音楽枠に捉われる事なく生き生きした演奏が聴かれる事がミソでございます。


(今作のインスト楽曲からも伺えますが)後にJeff Beckが更なる演奏の自由と音楽的觸発を求めてジャズ/フュージョン系の音楽性を指向する事が伺えるものでございます。




「バンド等の音楽スタイルに自らの演奏を嵌め込み、楽曲の質(zhì)を數(shù)段引き上げる」という故Cozy Powell特有の演奏スタイルは既に健在。

(ジャズ/フュージョン系名手Lenny Whiteもそうでございますが.........................)


故Cozy Powell曰くは「特定のスタイルの音楽に合わせて演奏していた」との事で演奏に若干狹い思いをしていた模様でございますが、

この時代の演奏スタイルが後のCozy Powellの傑作ソロ作で再登場するという興味深い事実がございます。


また、ツインバス?ドラムを使用し始めた初期作品の模様でございます。


(ワンスタイル?ドラマーと揶揄された故Cozy Powellではございますが(ならば、ジャズ/フュージョン系名手Omar Hakimはどうなる?)、

某ジャズ/フュージョン系名手曰く「様々な演奏スタイルや音楽を熟知した人物」との評でございます)







今作の音楽性は前作を踏襲した路線でございますが、楽曲の枠を非常に意識した演奏?アンサンブルの感がございます。




Jeff Beck天下無雙のギター演奏が冴える事は前作同様でございますが、前作に有ったバンドとしての音楽性や演奏?アンサンブルの新鮮さや勢いは隨分と控えめとなり、ここが対立點の感がございます。


Jeff Beckのリーダーバンドではあるものの、バンドとしての求心力を持った”第二期Jeff Beck Group”。

されど、今作にてJeff Beck特有の”ソロ”としての強い自我が目覚めた感がございます。



またプロデューサーがSteve Cropperという事もあり、アメリカ南部系ルーツ音楽を指向した感があり、當時Eric Clapton自身が指向した音楽性にJeff Beckが感化された感がございます。




前作の勢い?演奏?アンサンブル重視から音楽的な纏まりや楽曲を重視したもので、Jeff Beck/Steve Cropperと他のミュージシャンとの対立が伺える感がございます。



また”Jeff Beckとバックバンド”という形態(tài)をJeff Beck自身がここにきて強く望んだ感があり、その後のソロ化への移行が伺えるものでございます。





作曲はカバー楽曲中心でございますが、前作ではJeff Beck自身の作曲。


本人曰く「(ブルーズ/ソウル等)音楽のスタンダード曲に手を加えて、自作曲の出來上がりが認められた時代」との事でございますが、プロデューサーのSteve Cropperにダメ出しを食らった感がございます...............................




Steve Cropperのプロデュースでございますが、古いブルーズの録音制作方式という感がございます。



正直、モノラル感が強い音造りで50年代~60年代中期を彷彿とさせるもの。

ステレオ感や躍動感が弱く、ここが時代に合わないと制作前からバンドの対立を呼んだ感がございます.............................................................



Jeff Beckとしては憧れのSteve Cropper起用。

されどそれがCozy Powell/Bob Tench/Clive Chaman/Max Middletonという新しい時代や新たな音楽性を指向するミュージシャンとの対立を呼んだ感がございます。








Steve Cropper起用の前提となる制作方針やアイデアを制作時にJeff Beckが反故にする場面もあり、制作が紛糾。

(制作時の故Cozy Powell骨折事故がこれに絡む模様)等々非常に困難な制作となりますが、何とか完成。



されど対立の火種は燻ったまま。


ツアー後バンドに嫌気が差したJeff Beckは解散を決意。


當時の英國クロスオーヴァー系からジャズ/フュージョン系の音楽性にソロとして興味を持ち、その系統(tǒng)の作曲に長けたMax Middletonを殘留させます。



されどマネージメントは以前の”対Led Zeppelinバンド”契約(Tim Bogert/Carmine Appice)の履行を求め、Jeff Beckは拒否。

ならば違約金支払いを、とそれも出來ず、渋々契約履行に合意。



それに伴いMax Middletonが離脫し新たにヴォーカリストを迎えたものの満足せず、Bob Tenchを呼び戻すものの音楽的に合う訳がなく、

トリオとしてのヘヴィ?ロック?バンド”Beck,Bogart & Appice”が誕生する事となります........................







この機會に是非。




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