【詳細(xì)】
帯付初版森村誠一新幹線の殺人事件虛構(gòu)の空路長編推理選集3 講談社刊

昭和54年11月20日初版講談社社発行

新幹線の殺人事件
ひかり66號のグリーン車で発見された刺殺體。被害者は関西の蕓能プロダクションの実力者。捜査本部は背後に萬博の巨大な利権を巡る二大蕓能プロの暗闘をつきとめ、有力な容疑者が浮かびあがる。だが、犯行當(dāng)時(shí)、容疑者はひかりに絶対に追いつけないこだまに乗車し、しかも二重三重の鉄壁アリバイが…。獨(dú)創(chuàng)的な時(shí)間トリックとアリバイ崩し。そして、欲望渦巻く蕓能界の裏側(cè)を抉る社會性。推理小説史に殘る屈指の名作。

虛構(gòu)の空路
小田原付近を通過中のひかり號車內(nèi)で、検札の車掌が若い女の死體を発見！死因は青酸中毒で、目撃者の証言から、東京駅発車寸前に降りた男の犯行との見方が強(qiáng)まった。そして三か月後、こんどは都內(nèi)のホテルで男の刺殺體が。２つの事件の重大な共通點(diǎn)が捜査本部を緊張させた。被害者は二人とも同じ會社の社員だったのだ。ただちに綿密な聞き込みが行われ、その結(jié)果、ある海外旅行社の営業(yè)部長が重要容疑者として浮かび上がった。だが彼には、両事件ともに完璧なアリバイがあった。巧みなストーリィの展開と意表をつくトリック、著者會心の本格長編推理小説。

森村誠一
1933年、埼玉県熊谷市生まれ。青山學(xué)院大學(xué)卒。ホテルマンを経て作家となる。’69年『高層の死角』で第15回江戸川亂歩賞、’73年『腐蝕の構(gòu)造』で第26回日本推理作家協(xié)會賞を受賞。2003年には第7回日本ミステリー文學(xué)大賞を受賞した。ミステリーを中心に、歴史小説、ノンフィクションなど、多岐にわたる分野で活躍

【狀態(tài)】
経年劣化により焼け、汚れ、シミ、ページの小折れ、カバーにスレ、傷、後半70頁程、ページの4分1より上に水濡れの痕跡が御座いますが、通読に問題は御座いません。