ご存知ない方のために付け加えますと、富士學(xué)林は「大學(xué)科」と銘打っていますが、文部科學(xué)省認(rèn)可の正規(guī)の大學(xué)ではありません。大石寺67世阿部日顕により創(chuàng)立された、非教師僧侶のための日蓮正宗の教育機(jī)関になります。當(dāng)然ながら日蓮正宗以外の一般の方は入學(xué)できません。
故阿部日顕氏は、昭和18年(1943年)に立正大學(xué)を卒業(yè)しています。つまり日顕氏は日蓮宗の教學(xué)研究機(jī)関である立正大學(xué)で研鑽を重ね、教學(xué)部長(zhǎng)になり、法主になったことになります。阿部日顕氏は日蓮正宗獨(dú)自で非教師僧侶を教育する機(jī)関設(shè)立の必要性を強(qiáng)く感じていたのでしょう。富士學(xué)林を1988年に設(shè)立すると法主である阿部氏自身が大學(xué)科で「三大秘法義」の講義を受け持つようになります。
法華三大部とは天臺(tái)大師智顗が鳩摩羅什訳『妙法蓮華経』の註釈書である。
『法華玄義』玄旨を全仏教から総論した、『法華文句』経文を天臺(tái)獨(dú)自の教義で解釈した 、『摩訶止観』法華経の精神に基づき全仏教の修証と禪観を止観の呼稱でまとめた、以上の3書の呼稱である。