巨匠に學ぶ日本舞踴の奧義
日本舞踴家にとって遺作となったお手ほどき??!
日本舞踴DVD作品永久保存版
人間國寶による日本舞踴の至高の伝統(tǒng)と美の極意を伝授する不朽の指導解説作品!
日本舞踴全般にわたる重要項目約150項目を網羅。
古典演目30數(shù)演目をとらえ、豊富な舞臺経験を生かしての具體的かつ実踐的な指導で 日本舞踴の真髄を學んで頂ける構成內容となっております。
第一巻
女踴りの所作
首の振り方(娘、子ども、年増)
歩き方(娘、子ども、年増)
衣裳の下ごしらえ
肌じゅばん?足袋?帯
小道具の扱い方
三味線?編み笠?たらい?味噌濾し?煙管(キセル)
衣裳をつけての小道具の扱い方
振りつづみ〈娘道成寺〉?藤の持ち枝〈藤娘〉
杖?傘〈吉野山〉?苧環(huán)(おだまき)〈妹背山〉
桶〈汐汲〉?しのぶかご〈雙面〉
◆指導/中村芝翫
立ち役の所作
座り方、なち上り方
おじぎの仕方
袖口の持ち方
扁子の扱い方
歩き方
足の割り方
六方
見得の仕方
とんぼのかえし方
ツケ?ギバ 指導/中村富十郎
第二巻
臺詞と化粧
臺詞について
お軽勘平の臺詞で(悪い例、良い例)
かさねの臺詞で(悪い例、良い例)
靜の臺詞で
化粧の仕方
使川する道具の説明
蕓者の顔作り
衣裝の扱い方ほか
衣裳の扱い方
訣の扱い方
棲のとり方(蕓者の役の場合)
裾のさばき方〈娘道成寺、草摺引〉
手拭の使い方
手拭(ふきながし)のかぶり方
かんざしのさし方
衣裳をつけての小道具の扱い方
剔鼓(かっこ)の打ち方〈娘道成寺〉
振り出し笠の扱い方〈娘道成寺〉
◆指導/中村芝翫
など
平成23年10月10日、中村芝翫さんがご逝去されました。
昭和8年中村児太郎を名乗り初舞臺を踏んで以來、昭和16年七代目中村福助襲名、暗和42年七代目中村芝翫襲名、その後歌舞伎界にて女方の重鎮(zhèn)として多くの人々に愛されてきました。
また日本舞踏中村流家元として、日本舞踴家の指導もその親身な沁み透るような溫厚な人柄は多くの舞踴家に敬愛されていました。
芝翫との二十五年のお付き合い中で、數(shù)多くの我が儘なお願い事をして、作品づくりをしてまいりました。
その中でも、特にこの度ご案內いたします、新「曰本舞踴の心得と表現(xiàn)」は思い出深いものでございます。
年間通して大変お忙しい芝翫さんと、時をかけ少しづつ何年もかけて完成させたお手ほどきものです。
日本舞踴家の立場になって、それぞれの演目のポイント、解説、芝翫さんの永年の舞體體験、修練に表現(xiàn)、豊富な実例等、ベテランの方々は改めて確認し、若手の方々には大いに參考になるものと確信いたします。
また、平成23年1月にご逝去されました立役の名優(yōu)、中村富十郎さんの所作、小道具の扱い方等も大いにお役に立つものと思います。
ここに、中村芝翫、中村富十郎、坂東八重之助、お三方の遺作となりました、新「曰本舞踴の心得と表現(xiàn)」をご案內させていただきます。 最後に、お三方のご冥福を慎んでお祈りいたします。