プラシド ドミンゴ オペラライブ録音集 6曲 14枚組 ドン カルロ/マノン レスコー/アイーダ/カルメン/アドリアーナ/オテッロ 本體極美 紙少難 ブラヴィッシモ レガート

ドミンゴのライブ録音だけ6曲 CD14枚という大部のボックスセットです。先ずは ジャケットに使われている寫真が “面構(gòu)え”と言い “風(fēng)格”と言い 何とも立派で素?cái)长扦埂?0才前後の頃かと推測しますが、萬全の “境地” を示して圧倒的だと思いました。
過去の人気歌手を一人ずつ特集して 同じレーベルから同様のセットが10組以上発売されていたと記憶します。こんな大盤振舞いをして大丈夫なのかと思いましたが、海賊盤は元々音源代はゼロ。この當(dāng)時(shí)は DHMのあの50枚組を端緒として 正規(guī)レーベルまでがボックスをバンバン出していた時(shí)期でもあり、當(dāng)時(shí)の“そんな風(fēng)潮”が思い出されます。
內(nèi)容は…
1. ドン カルロ … カバリエ コッソット カプッチルリ 1969.7.2 インバル ヴェローナ
2. マノン レスコー … オリヴェロ フィオラヴァンティ1970.7.30 サンティ ヴェローナ
3. アイーダ… アローヨ コッソット カプッチルリ ギャウロフ 1972.9.4 アバド スカラ座 ミュンヘン
4. カルメン … ヴァーレット ファン ダム キリ テ カナワ 1973 ショルティ ロンドン
5. アドリアーナ ルクヴルール … カバリエ コスター ドラーツィ デパルマ 1975.4.7 マシーニ パリ
6. オテッロ … フレーニ カプッチルリ チャンネッラ 1976.12.7 クライバー スカラ座

ドミンゴは “あたり役”が多すぎて これで充分とは言えないのは勿論ですが、それでも有名は役処はあらかた網(wǎng)羅されていて、かなり豪華なラインナップだと感じます。1969~76年までの 彼の前期…若い頃の記録ですが、いずれも大きな舞臺ばかりで、既に赫赫たる成果を挙げて 能力の嵩は仰ぎ見るばかりです。この後の時(shí)期になると映像の時(shí)代が到來し そこでもドミンゴは引っ張り凧の大活躍を見せますが、録音に比べ 映像は“オリジナル”の発売が活発で その分“海賊”の持ち場は限られてしまい、彼らの躍進(jìn)もこの頃までがピークだったのだろうと察しられるところです。
“海賊盤” としては 有名は録音ばかりだと思います。中でも “アイーダ” と “オテッロ” は超弩級の名演で、“初演以來” はとも角…少なくとも “戦後最高” の評価が未だに小揺るぎひとつしていないのは 見事と言う他はないと考えます。オリンピックの蕓術(shù)展示としてミュンヘンで公演された “アイーダ” は 日本でもFM放送がありましたし、“オテッロ” も時(shí)期的にステレオ録音が殘っていそうな予感がしますが…どうでしょう。
ドミンゴの６役は 當(dāng)然ながら高水準(zhǔn)で 抜群の安定感。この頃のコッソットは天下無敵。岡村喬生さんと表記ある“使者”役は どう聴いてもテノールの聲で、“修道士”との誤記でしょう。ヴェローナの録音が何とも不安定なのは 道理すぎる話。
すべてを比較する事は出來ませんが、音質(zhì)的には 標(biāo)準(zhǔn)的 常識的だと思います。これまでのLP盤やCD初期盤からノイズを取り除いた感じの少しマイルドな音で、最大公約數(shù)的にはこれでも充分かと考えます（ “海賊盤” の音源は 元を辿ると おおよそ“ひとつ”に行き著く感あり）。“ブラヴィッシモ” というレーベルですが これはシリーズ名でもあるらしく、つまりは “アレグロ” 盤です。他盤との比較も面白いと思います。

紙ボックス入り。海賊LPや放送で聴いていた演奏なので、このCDは ほとんど聴いていません。95%未聴です。この度 チェックをしましたが、本體は極美品だと思います。ただ 他とは別扱いして箱にしまっていた為、紙部分にシミが発生していた模様です。時(shí)間が経過し 既に乾燥していますが、ボックス ブックレットに痕跡が殘ります。ブックレットのホッチキス針にもサビがあります。ご承知おきください。

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