プライベートカスクでは世界的にもラストカスクとなる1971。過去2011年に1樽リリースされただけの1971ヴィンテージは1968、1976と並ぶ「當(dāng)たり年」と評価されている。今回は関西のベンリアック愛好家団體『BBI』との共同ボトリングとして、現(xiàn)在手に入りうる最古のヴィンテージを確保。パイナップル、バナナ、バニラとペパーミント、仄かにスパイシーな香り。パッションフルーツ、グアバ、パイナップル、バナナにフレッシュなスパイスが次々に雪崩込むトロピカルフレイバーの幾重もの層は、ボディを厚く感じさせる。フィニッシュでもマンゴー、グレープフルーツと終始圧倒されるトロピカルフレイバーは圧巻。ビリー?ウォーカー氏のコメントにもあるよう今後語り継がれていくボトルであろう1本。 デリケートなスパイスが織り込まれた、バナナやバニラを帯びたトロピカルフルーツとパイナップルの味わいが押し寄せる。その味わいは果てしなく無限に続くようだ。