ジェフ ポーカロのほぼ全仕事 jeff porcaro
The Pretender
中古盤
輸入盤
70年代ジャクソン?ブラウンのアルバムは名作ばかりだが、本作も例外ではない。これら名作群は何れもラストの曲が大曲で、本當(dāng)にどれもこれもロック史に殘るものばかりであるが、本作の「プリテンダー」の場(chǎng)合は、メロディーもさることながら歌詞が実に素晴しい。誰もが聞きほれる韻の踏み方は実に美しい。そして、プリテンダーとしてしか生きていけない私のような人間(多くの人がそうではないだろうか)の胸に突き刺さる、しかしそれでも生きていかなければならない者に希望を示してくれる歌詞の一言一句は熟読玩味するに値する。素晴しい曲は「プリテンダー」だけではない。収録されている曲はどれも優(yōu)れているが、1曲あげるとすれば、メキシカン?フレーバーの「リンダ?パロマ」だろうか。ハープの音色がとても美しい。(リンダ?ロンシュタットに捧げた賛歌だと私は思いたい。)アルバムのカバー寫真も秀逸で、今日1日も大都市の名もなき一人として生きていこうという勇気を與えてくれるもののように私には感じられる。結(jié)論として本作も70年代West coast rockを語る上で欠かすことのできない傑作。是非貴方のコレクションに加えることをお薦めします。