●タイトル：風(fēng)の歌を聴け
●著者：村上春樹
●ページ數(shù)：201ページ
●出版社：講談社
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內(nèi)容
群像新人文學(xué)賞受賞。
1970年夏、あの日の風(fēng)は、ものうく、ほろ苦く通りすぎていった。僕たちの夢(mèng)は、もう戻りはしない──。青春の生のかけらを、乾いた都會(huì)的な感覚で捉えた、新鋭、爽やかなデビュー!
この新人の作品は、近來の収穫である。これまでわが國(guó)の若者の文學(xué)では、「20歳(とか、17歳)の周囲」というような作品がたびたび書かれてきたが、そのようなものとして読んでみれば、出色である。乾いた軽快な感じの底に、內(nèi)面に向ける眼があり、主人公はそういう眼をすぐに外にむけてノンシャランな態(tài)度を取ってみせる。そこのところを厭味にならずに伝えているのは、したたかな蕓である。しかし、ただ蕓だけではなく、そこには作者の芯のある人間性も加わってきているようにおもえる。そこを私は評(píng)価する。──吉行淳之介。
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