御存知! British Trad/Folk色濃い色彩感溢れる新時代幕開けの大傑作 Led Zeppelin「Led Zeppelin Ⅲ」 舊リマスターSHM-CD紙ジャケット仕様限定盤 

國內盤中古でございます。


盤共に非常に狀態(tài)の良い中古でございます。




舊リマスターではございますが、Jimmy Page本人とかの名マスタリング?エンジニア故George Marinoによるものでございます。

古いリマスターではございますが、非常に良心的な音質となっております。


但し、音の定位置が.........と言われるこのリマスター?カタログではございます...................



そもそも、バンドの全盛期のアナログ時代から音の定位置が逆さま等々曰くのある一連のLed Zeppelin作品ではございますが...........





內容は言わずもがな。


ラインナップは不動の名手揃い。


Jimmy Page(G&B-vo、Banjo ex-The Yardbirds)、John Paul Jones(B&Key、Mandolin、Contrabass)、Robert Plant(Vo)、

John Bonham(Ds&Per)となります。


プロデュースはJimmy Page。


エンジニアはかの故Andy Jones(後にプロデューサー獨立し、HR/HM界隈で名聲を博す)となります。

ミキシングはTerry Manning(後にプロデューサー獨立し、ZZ TOP、Zeno等を手掛ける)となります。



1969年11月~1970年8月英國?イングランド/ハンプシャー”Headley Grange”、ロンドン”Island Studios””The Olympic Studios”での

制作となります。




大反響の1stツアー中に突貫工事で新作制作、ツアー後間髪入れずに2ndを投入。

(1969年1月22日1stリリース、10月22日米國、31日英國リリースという異様さ)

更なる大反響を呼ぶ事となり、バンドは再びツアーへと赴く事となります.....................



更なる桁違いの成功劇へと駒を進める事となり、熱狂と喧騒の中にバンドは巻き込まれていく事となります...........


大成功を収めた2ndは評価は高かれど突貫工事制作。

(John Paul Jones曰く「やり直したい箇所が多々ある」との事でございます.................................)



ツアー終了後バンドは疲弊、更なる新作を求めるレコード會社に対してPeter Grantが大成功を盾にインターヴァルを設ける事となります。



特にJimmy Pageは緊張感ある制作とスタジオ環(huán)境に疲弊。

(後にロンドンに設立する自身のスタジオの有り方に大きな影響を與えた感)


余裕を持ち制作を丁寧に行いたいバンド側は、かの”The Band”が行った作品制作の有り方が気になる事となります...................................


リハビリと創(chuàng)作を兼ねスノウドニア近郊の山小屋でPlant/Pageは生活。


その後、バンドはバスを改造し録音制作機器を一切積み込んだ”Recording Mobile”に注目。



かの”The Rolling Stones”所有の”The Rolling Stones Recording Mobile”、そしてMick Jagger所有の田舎の邸宅”Headley Grange”をレンタル。


余裕を持った生活と共に新作制作に勤しむ........という経緯がございます.......................





さて今作。



そもそもJeff Beck曰くの「BluesとRock音楽を掛け合わせ、ガツンとした衝撃を加える」というコンセプトに共鳴したJimmy Page。



されど音楽性を確立し更なる進化をバンドが目指す中で、そもそもRobert Plantの持つフォーク/トラッド系且つポピュラー感のあるメロディ感覚や音楽性、

そしてJimmy Pageに共通するその感覚や民族音楽嗜好が今作の色彩感溢れる音楽性に大きな影響を與えた感がございます。



全米ツアーでの喧騒?熱狂の中でバンドは疲弊。


ツアー後、リハビリや創(chuàng)作を兼ね籠った電気すら通っていない山小屋(御馴染みブロン?イ?アーのコテージ)でのPlant/Pageの生活も

大きな影響を與えた感がございます。




また基礎ロック/ブルーズ改作系の楽曲が姿を消した事がミソ。


時間制約なく腰を落ち著けて創(chuàng)作に勤しんだ事で、穴埋め的な無理な創(chuàng)作?改作を行わずに済んだ事が功を奏した感がございます。




そして、鍵は名手John Paul Jones。


通常3分間で終わる音楽ネタを楽曲の良さ強烈な個性を持つ演奏とのバランスを取りつつ拡大していくアレンジの鍵を握っていた感がございます。


「Led Zeppelinに(ジャズ偉人)Ornette Colemanの手法を取り入れた」との名手John Paul Jonesではございますが......................

後にライヴで顕著になる前衛(wèi)性のみならず、演奏個性による楽曲アイデアの拡大を図った感がございます。



また「自分まで個性を強く出せばバンドの音楽性が崩壊するから一線を退き、他の音楽個性を繋いでいった」との事でございますが........



強烈ではあるもののポピュラー感伴うヴォーカルのRobert Plant、ハイテクではないもののギターヒーロー的なJimmy Page、

名手ElvinJonesが何故か?ヘヴィ?ロックをやってると言われたパワフル且つ細やかなJohn Bonham、



それらの強烈な個性に音楽的なスペースを広く設け、強調拡大?協(xié)調させていった手腕はJohn Paul Jonesによるものの感がございますが、

今作ではハード/ヘヴィ且つポピュラー感の有るもののみならず、フォーク/トラッド系を強めジャズ系の感覚で演奏発展させた幅広い音楽性。

されど、ファンク/グルーヴ感を生かした感のある音楽性。



フォーク/トラッド系の音楽性をジャズ系の感覚を用いロック色とその躍動感を強めつつ発展させて行った手腕は見事なものでございます。




以前とは音楽性が異なる事で、演奏面で要となるJohn Bonhamの音楽個性の特異さやスケール感?躍動感を生かす事により

極力配慮した感がございます............




1st?2ndでの制作?創(chuàng)作期間の短さや突貫工事的な感覚や安普請感を嫌い、Led Zeppelin作ではアート色を強め始めた感が感じられるもの。


全盛期Jimmy Pageの(プロデュース?演奏含めた)ベストワークの一つという感がございます.................................




仕上げと追加録音は正式な録音スタジオでの作業(yè)となりますが.........................................


この非常に変則的な録音制作を上手く完了させた所に、Jimmy Page/John Paul Jonesのセッション上がりの豊富な制作経験と手腕が

生かされた感がございます..................






後々にDavid Gimour(Pink Floyd)が、Alex Lifeson(Rush)に「創(chuàng)作の中心はアコースティック?ギターであるべき」との助言を致しますが、

今作同様音楽性の色彩感に絡むものの感がございます...........................







この機會に是非。