芥川賞候補(bǔ)となった翌年、高村伸夫は、今度は直木賞候補(bǔ)に選ばれる。上京の折に出會(huì)った高名な作家やライバルたちから刺激を受ける一方、日進(jìn)月歩の醫(yī)療の最前線に達(dá)れをとるのではないかという不安。そんな中、母校で行われた日本で最初の心臓移植手術(shù)は、それに批判的な伸夫を?qū)W內(nèi)にいづらくさせ、醫(yī)學(xué)を捨て作家となるべく上京を決意する。青春の彷徨を描く自伝的長(zhǎng)編の完結(jié)作。