〇商品説明

十二代陶兵衛(wèi)は、雅趣に富んだ優(yōu)美な作品づくりを得意とし、茶の湯の理念にかなった熟達した陶技は高く評価され、近現(xiàn)代の萩焼史において、五本の指に入る名工として知られています。本作品はその十二代陶兵衛(wèi)が最も得意とする、穏やかで上品な味わいのあるお茶碗です。

胎土は少し小石が混じり、釉薬はやわらかく溫かみのある琵琶色で、土と釉薬の調(diào)和に目を引かれます。

形は標準的な碗形で、口は広く、腰部はヘラでしぼっているために、手に持つとすっぽりと収まり使いやすいと思います。また高臺の仕上げも抜かりなく、名工の名にふさわしい作品といえます。

狀態(tài)はまったくの無傷完品であり、器に汚れやキズといった使用感は一切ありません。共箱に共布、しおりが付屬し、さらに當?shù)辘潜∪~紙と箱かぶせ紙をご用意させていただきました。

「十二代 田原陶兵衛(wèi)」

大正14年に十代陶兵衛(wèi)の二男として生まれる。號陶兵衛(wèi)。父や兄十一代陶兵衛(wèi)に陶蕓を?qū)Wび、兄の死去により十二代を襲名。

十二代田原陶兵衛(wèi)は名工であり、特に茶道への造詣を深め、茶陶中心に作品を発表した。

田原家は江戸時代から続く、長門深川萩の陶蕓一族としての名跡であり、現(xiàn)在は十三代が窯を継いでいる。 

略歴

1925年 山口県長門市に生まれる。

1944年 舊制山口高等學校在學中に召集を受けて満洲に渡る。

1945年 シベリアに抑留される。

1948年 抑留先のシベリアから復員後、長兄十一代田原陶兵衛(wèi)に後継者不在の為、家業(yè)を継承。

1956年 十二代田原陶兵衛(wèi)を襲名。

1981年 山口県無形文化財保持者に認定。

1991年 六十六歳で沒。

〇商品狀態(tài)

狀態(tài)：無傷完品。使用感がなく、とてもきれいです。未使用にちかいと思われます。

刻銘：高臺脇に「陶兵衛(wèi)」の丸印あり。また共箱に作者自筆と印あり。

縦幅：約13.5cm

橫幅：約14cm

高さ：約8.7cm 

付屬品：共箱?共布?しおり?薄葉紙?箱かぶせ紙

〇発送

薄葉紙、共布で本體を包んで共箱に収めます。

共箱には緩衝材を敷き、エアーパックで二重に包んでダンボールに入れて発送いたします。

ダンボール內(nèi)では緩衝材として、丸めた新聞紙を使用しております。