作家生活30周年記念作。宮部みゆき著、「この世の春」上中下?全3巻 （新潮文庫）です。狀態(tài)は、全般にかなり良好です。送料は、クリックポストで185円です（※厚さ2cm以下の文庫本は、合計１㎏を超えない範囲で計4冊程度まで同梱可能です）。

★內(nèi)容：　ごめんくださいまし──。寶永七年の初夏、下野北見藩?元作事方組頭の家に聲が響いた。応対した各務(wù)多紀は、女が連れていた赤子に驚愕する。それは藩內(nèi)で権勢をほしいままにする御用人頭?伊東成孝の嫡男であった。なぜ、一介の上士に過ぎない父が頼られたのか。藩中樞で何が起きているのか。一夜の出來事はやがて、北関東の小國を揺るがす大事件へと発展していく???。　
　主君?北見重興の押込。下野二萬石の小國は、藩主の強制隠居という激震に見舞われた。居城から別邸?五香苑へと移った重興は、元家老の石野織部や主治醫(yī)にも真実を語らず、座敷牢に籠り、時に少年のように、時に女郎のように振る舞って、周囲を困惑させた。彼は名君主たる人物だったのか。あるいは、非道な殺人者だったのか。謎が深まる中、各務(wù)多紀との出會いが、重興の心に変化をもたらす。
　ざまをみろ。父を殺したとき、そして、刺客を討ち取ったとき、北見重興が発した言葉。元藩主とは思えぬその言動に、どんな因果が秘められていたのか???。名君と仰がれた今望侯の狂気。根絶やしにされた出土村。城下から相次いで失蹤した子ども達。すべての謎は、重興の覚醒とともに真実へと導(dǎo)かれる。ミステリー。サスペンス。そして、歴史。あらゆる技巧が凝らされた「物語の到達點」。

★著者：　宮部みゆきは1960年、東京都江東區(qū)生まれ。都立墨田川高校を卒業(yè)後、法律事務(wù)所、東京ガス勤務(wù)の後、小説家になる。1987年「我らが隣人の犯罪」でオール読物推理小説新人賞、同年「かまいたち」で歴史文學(xué)賞佳作、1989年「魔術(shù)はささやく」で日本推理サスペンス大賞、1991年「本所深川ふしぎ草紙」で吉川英治文學(xué)新人賞、1992年「龍は眠る」で日本推理作家協(xié)會賞、1993年「火車」で山本周五郎賞等の受賞を経て、1996年に「理由」で直木賞受賞。その後も、「模倣犯」で毎日出版文化賞特別賞（2001年）、司馬遼太郎賞および蕓術(shù)選奨文部科學(xué)大臣賞（2002年）を、2007年に「名もなき毒」で吉川英治文學(xué)賞を受賞。その他にも時代小説、ミステリー、ファンタジーやジュブナイルものなど幅広い分野で多數(shù)の作品を発表している。

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