







○ 現(xiàn)在までセーラー萬年筆の高級機として作られている世界の銘木シリーズ。その最初期に作られ、今は作られていない銘木の黒檀を削り出した上に金蒔絵を施し、當時セーラーで飛びぬけて高価だった萬年筆です(14金の萬年筆ミニの20倍の価格)。そのため、後に長刀研ぎを生み出される長原宣義氏が研ぎをしていたとインタービューで語られています。70年代後期にも同じ絵柄で作られましたがニブは23金時代を経て21金になり、天冠もこの萬年筆の様に黒檀が嵌められておらず、金屬になりました。
○ 黒檀と言う銘木中の銘木の味わい深い木目を生かした透き漆塗りのボディー&キャップに金蒔絵で描かれた鳳凰を思わせる優(yōu)美な古代鳥が愛らしい木の実を咥えて飛び、銀蒔絵で描かれた蝶々が舞う縁起の良い吉祥図柄を高度な手技で表現(xiàn)した珠玉の萬年筆です。
○ 黒漆に施された金蒔絵も豪奢な美しさを持っていますが、漆塗の本來の生地である黒檀の天然の木目を生かした金蒔絵は溫もりを感じさせ、また華美になり過ぎない風雅な美しさを持っています。元々數(shù)が少ない上に天然木の木目を生かした手描きの萬年筆ですので、同じものは二本と無く使う程に愛著が湧く萬年筆です。
○ ニブに歪みや傷は見られ綺麗な滋養(yǎng)たいと思います。出品に當たって丁寧に洗浄しましたのですぐにお好きなインクを入れてお楽しみいただけます。
注意事項:黒檀に目につく傷やクラックは見られませんが、寫真の様に金蒔絵が薄くなったり、剝げている部分がかなりあります(磨いてしまえば、黒檀の萬年筆として蘇る點が木質萬年筆の利點です)。古い中古品ですので完全な新品をお求めの方や神経質な方は絶対に入札をお控え下さい。ノークレーム、ノーリターンでお願いします。萬年筆のみの出品ですが、保護を兼ねてクリア?コレクションケースに入れて発送いたします。
【商品の説明】
ブランド、メーカー:世界の銘木シリーズ「黒檀」古代鳥金蒔絵、セーラー萬年筆
カラー?材質:黒檀に金蒔絵、銀蒔絵、透き漆仕上げ、ゴールド?トリム(真鍮)
ニブ(ペン先):18金、字幅:M
インク補充方式:カートリッジ、コンバーター両用式(純正コンバーター付)
サイズ:全長:140mm (収納時)、最大軸徑:12mm、重さ:30.44g(素人計測)