旺文社/1986 初版/上423P 下410P
カバー:村上豊
解説:縄田一男

●慶応4年正月、鳥羽?伏見の戦いで幕府軍は
敗退、戊辰戦爭の幕が切って落とされた。桑名
藩士の大谷大作?梅沢保介?吉村杏四郎の三名
は、降伏の藩論に抗して徹底抗戦を叫び、江戸
へ走った。その前夜、梅沢の許婚?加代の父、
理兵衛(wèi)が殺され、かたわらに杏四郎の印篭が殘
されていた。杏四郎を仇と狙う加代は、梅沢を
慕うお琴と共に江戸へ向かった。――江戸から
越後?會津?北海道へと展開する、三浪士の血
戦と戀を雄大なスケールで描く時代巨篇。



★上下2冊組み。
狀態(tài):三方に軽いヤケ、カバー背ヤケ、スレ、ヨレ、くもりなど
   相応の経年感あります。