【詳細(xì)】
帯付 新井素子 扉を開けて CBSソニー出版刊

1983年10月5日15刷 CBSソニー発行

『奇想天外』1981年6月號に掲載された新井素子によるファンタジー小説。1986年には小説を原作としたアニメ映畫が公開された。1986年には漫畫化もされ、1987年にはパソコンゲームも発売されている。

根岸美彌子と美彌子の唯一の友人斉木杳は、それぞれ超能力を持っている大學(xué)生である。同級生の山岸桂一郎が超能力者かもしれないと、ある満月の夜の13日の金曜日に待ち合わせたところ、3人そろって時空の歪みに吸い込まれてしまう。
大きな扉を開けてみると、そこは「中の國」と呼ばれる異世界。中の國は「西の國」の植民地となっており、將軍デュラン三世の圧政に苦しめられていた。美彌子は、神官ラディンと伝説の女王の復(fù)活を待つ人々に祭り上げられ、伝説の女王ネリューラとして民衆(zhòng)を救うための戦いを始める。途中、「東の國」のディミダ姫と出會い、中の國と東の國の軍勢は合流して、デュラン三世のいるシャワの都へと進(jìn)む。

新井素子
1960年東京生まれ。立教大學(xué)文學(xué)部卒。77年、高校2年生のとき第1回奇想天外SF新人賞に「あたしの中の…」が佳作入選しデビュー。大學(xué)在學(xué)中に発表した「グリーン?レクイエム」「ネプチューン」は第12回、第13回星雲(yún)賞を受賞。99年には『チグリスとユーフラテス』で第20回日本SF大賞を受賞

【狀態(tài)】
経年劣化により焼け、カバーにスレは御座いますが、概ね良好です。