山梨の裕福な菓子商の末っ子として生まれた萬亀は児童文蕓誌「赤い鳥」を愛読する少女だった。勉強がよく出來た萬亀は、女専に進み東京の華やかな生活を知るも、相馬に行き教師となるのだが―。進學、就職、結(jié)婚のたびに幾度も厳しい現(xiàn)実の波に翻弄されながらも、いつも彼女のそばには大好きな本があった。大正から昭和にかけての激動の時代、常に前向きに夢を持ち続けたひとりの女性の物語。折れ跡焼けあり汚れシミあり。防水のためラップで包み、メール便で発送します!中古品につき多少の傷や汚れ等はご容赦下さい。よろしくお願いします